プログラミングを始めて、1年目の様子を書いた息子の観察日記です。
初めてプログラミングをした1年間、息子は一体どんな気持ちで、そして無事成長できたのでしょうか。
息子を通じて感じた、幼児のおすすめプログラミング学習方法なども紹介します。
プログラミングを始めて1年目の息子の成長記録
年中になった年の4月。
4歳だった息子がレゴプログラミングを始めました。
そこから一年が経ち、果たして息子はどれだけ成長したのか、はたまた成長していないのか。
母親として見た息子の様子を、赤裸々にお伝えしたいと思います。
1年で成長したことといえば
- レゴで何かを作るのがうまくなった
- 夢中になれることができた(創造力が膨らんだ?)…が
- プログラミングの基礎が身に付いた
かなと感じました。
レゴで何かを作るのが上手くなった
レゴは、レゴプログラミングをする前から遊んでいたので、元々好きでした。
レゴプログラミングをやりだしてからは、毎回作るテーマを決めているので、それに沿って家でも作るようになりました。
身の回りにあるものを見て、それを真似て作ったりしていました。
自分では思いつかなかったようなものも作れるようになったので、それは成長かなと思います。
夢中になれることができた(創造力が膨らんだ?)
レゴプログラミングがとにかく楽しかったみたいなので、毎週のレッスンをとても楽しみにしていました。
- 次はあれを作ってみたいな
- こんなの作ってみたいな
という創造力も溢れ、かなり夢中になっていました。
ただし、そのモチベーションが続いたのも半年ほど。
半年ぐらい経ってから、ちょっとやる気が落ちました。
- レッスンの間、ちゃんと作品を作っていなかったり
- 先生にわがまま言ってみたり
そんな時もありました。
レゴプログラミングを始めて半年経った時の観察記録↓↓
モチベーション低下は何とか乗り切れたものの、同じ作品ばかり作ることに飽きてしまい、次第に創作意欲は落ちていたように思います。
ただしそれは、レゴプログラミングに対してのみ。
その後夢中になれるプログラミング方法ができたので、プログラミングを始めて1年経過という視点で見ると、継続して夢中になれていると言えます。
プログラミングの基礎が身に付いた
レゴプログラミングでは、レゴで作った作品の中にモーターを埋め込み、そのモーターをケーブルでパソコンにつないで、パソコンでプログラミングをします。
もちろん幼児なので、難しいプログラミングはしません。
文字が読めないため、絵のアイコンをつなげてプログラミングです。
- 前に進む
- 右に曲がる
- 音を出す
これらの動作をつなげて、ロボットを動かすための設計図を作ります。
これをプログラミングと言います。
プログラミングをするツールは、絵のアイコンではあるものの、プログラミングをする考え方は同じです。
- 絵のアイコンでプログラミングするのか
- 文字でプログラミングするのか
この違いになります。
絵のアイコンをつなげて楽しくプログラミング学習できた息子は、しっかりとプログラミングの基礎が身につきました!
「プログラミングの基礎が脳にインプットされた」
という成果としては大きかったと思います。
その他
- 1年間続けられたこと
- その後も続けたいと言ったこと
です。
私自身はプログラミングができませんが、一年で習得できるような簡単な技術ではないと思っていますので、とにかく続けて欲しいという思いがありました。
1年間頑張って、その後も続けたいと言ってくれたので嬉しかったです。
まずは1年間頑張ったね!!!
まとめると…
- レゴプログラミングを始めて、半年ぐらい経った頃はモチベーションが下がる
- 少しやる気は落ちたが、なんとか1年は続く
- 一年でプログラミングの考え方は身についた(はず)
- 2年目から別のプログラミング学習方法に進む
です!!^^
幼児からプログラミングを始める必要性はあったのか
2020年のプログラミングコンテストで最終審査まで残っていた子達は、プログラミング歴1年という子達が多かったです。
また、始めた年齢も小学生からという子も多く、幼児からプログラミングを始めた息子よりも、はるかにレベルの高い作品を作っていました。
最終審査で発表された作品を見て感じたのは
誰も思いつかなかったようなアプリやゲームを作っていた
ということ。
- 小学校低学年の子が素数についてのアプリを作っていたり
- オーロラをテーマにしていたり
- 画像認識で曲が奏でるようになっていたり
最終審査に残っていた子どもたちの作品は、技術はもちろん、ゲームを開発した創造力が素晴らしいと私は思いました。
これらを踏まえて、プログラミング学習をするには、幼児から勉強したり、長く勉強すればいいというのではなく
- 環境
- カリキュラム
- 集中力
かなと感じます。
プログラミングと触れ合える環境、プログラミングに繋がる環境。
これは、親が用意する環境でもあります。
幼児から親子のスキンシップ・愛情を欠かさず、たくさんの経験をさせてあげておくことで、小学校高学年からプログラミングを始めても、最終審査に残れる実力を上げることが出来ます。
その一番の要素が【創造力】
創造力がないと、作品を作るアイデアが浮かびません。
幼児から自然と触れ合い、様々な経験をさせておいてあげることが、創造力を膨らせる方法の一つだと思います。
またどんな子供でも、カリキュラム次第で一気にプログラミング技術は成長できます。
何歳からスタートしたとしても、可能性は無限にある!!
重要な能力・集中力があると、プログラミングに関わらず、どんなことでも一気に身につきます。
これらから、個人的には幼児からプログラミングを始めなくても全く問題ないと感じました。
但し、これが中学・高校からとなると話は別です。
少し前までは、
- 高校で専門学校にてプログラミングを学習する
- 大学でプログラミングに初めて触れる
- 就職した会社で覚えざるを得ない
- 独学でプログラミング
というのが、プログラミングを学習する方法といいますか、そういう人が多かったです。
しかし、今は
- 2020年から小学校でプログラミング授業
- 2021年から中学校でプログラミング授業
- 2022年から高校でプログラミング授業
- 大学入試にプログラミング科目
という流れになっています。
小学校で学ぶプログラミング学習内容は、ほぼほぼ簡単なものだと言われていますが、中学校に上がると全くプログラミングが出来ないと、もしかすると
プログラミング学習についていけなくて、面白くない…
という状況が発生するかもしれません。
なので、
幼児からプログラミングを始める必要はないけど、小学校の間に基礎ぐらいは身につけておきたい
というのが理想かなと感じます。
ただし、幼児からのプログラミングを、全く進めないわけでもありません。
うちの息子の場合は今のところ平均的に進んでる、という結果ですが、やって無駄なことはないとも信じているので、もしかして急に花開くのかもしれません(笑)
大切なのは、この先の時代を楽しく生き抜くこと!
IT 社会が進化するにつれ、プログラミングが必要とされるのは間違いないので、幼児からプログラミングに触れておくことは、きっと子供のプラスになるでしょう^^
幼児におすすめのプログラミング学習方法は?
- パズルやお絵かきアプリ
- レゴ
- ロボット
- ゲーム
パズルやお絵かきは、プログラミングではありませんが、幼児の感性や知能を上げる有効な学び。
パズルの組み方は、ロボットを作るときの感覚に似ています。
お絵かきは、いずれゲームを作ったりアプリを作るのに有効ですし、絵を描くことで、創造力も膨らみ、感性豊かになります!
レゴも同じくです。
レゴを作る為に考え、創造する。
細かい作業で、集中力を養う。考える。
そして実際にパソコンでプログラミングができるのが
- ロボット作成
- ゲーム作り
です。
ゲームに関しては、家にパソコンさえあれば自宅で、独学でも出来ます。
ツールは
- Scratch jr(スクラッチジュニア)
- Scratch(スクラッチ)
パパママも一緒に操作してあげてくださいね!
幼児が通えるプログラミング教室はこちら↓↓
幼児が遊ぶパズルやお絵かきなど、すべて集中力も身につきますよ^^
5年間通って観察日記を総まとめした記事はこちらから↓↓
まとめ
プログラミング教室に入れば大丈夫というものではなく
- どこまで子供のやる気を引き出せて
- 毎回必ず成長できる内容で
- どこまで楽しんで取り組めるか
これが重要だなと、息子を見て感じました。
幼児の間は、外で思いっきり遊ぶ!
色んな所に行って色んな経験をする!
これが重要だと、息子を見て感じたことです。
習い事はたくさんあるので、その時に必要なことを経験させてあげるという感覚でいいと思います!
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