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ディープラーニングとは?子供でも分かる解説付きで人工知能の進化力を知る!

AI AI

ディープラーニングはAIでは欠かせない用語で、今のAIが進化した技術でもあります。

ディープラーニングの意味を子供でも分かりやすく、解説しました。

これを読めば、新たな一歩が踏み出せるかも!

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ディープラーニングとは?

ディープラーニングとは、AIを進化させるために、AIに自ら学習させる方法のこと。

日本語名では「深層学習」と呼ばれます。

  • ディープ=深い層まで
  • ラーニング=学習する

という意味で、情報の特徴を分類します。

 

AIが進化してきた方法として

  1. 機械学習
  2. ディープラーニング
  3. 強化学習

とあります。

 

これは、AIの歴史に紐づくのですが

最初に機械学習をAIに覚えこませたが、まだまだ完全ではなかった

  ↓

もっと深くAIに学習させるために、深い情報を精密に分析するために「ディープラーニング」を開発した

というイメージです。

 

更に詳しく説明しますね。

機械学習は、今まで人間が人工知能に知識を手入力で行ってきたことを、AIが自分でインターネット上の情報を元に知識をインプットしていく方法です。

 

機械学習について分かりやすい解説はこちら

 

機械学習は、今までのAIを歴史を振り返ると、それだけでも画期的な方法ではありましたが、それでも充分ではありませんでした。

そして、その次に発展したのがディープラーニング。

  • 深く情報をつかみ
  • 特徴をより明確にし
  • 大事な情報を取り出す

という機械学習よりもはるかに精密に、的確に情報をまとめたものがディープラーニングです。

 

これは「ニュートロン」という、人間にある脳神経細胞を元に開発された方法で、ニュートロンネットワークとも言います。

 

人間や動物の脳は、たくさんのニュートロンで出来ています。

例えば「5」という数字。

これを手書きで書くと、人によって少しいがんでしまったり、違う数字に見えたりします。

 

それをディープラーニングでは、細かく分析して、特徴をつかみます。

ニューラルネットワークにある【入力層】で、まず5という数字を認識します。

更に奥にある【中間層】で、5という数字の特徴を分析し、まとめます。

一番奥にある【出力層】で「この文字は何と書いてあるか」を決定して出力します。

 

流れとしてはこうです。

  • 最初の入り口→入力層
  • 入力層の奥→中間層
  • 中間層の奥→出力層

 

イメージはこんな感じ。

AI

 

左の矢印から右の丸に進むと、入力層です。

そこで先ほどの例で言うと「5」という数字を認識します。

 

次に1個右に進むと中間層。

中間層では「5」という数字の特徴を大量に集めます。

大量に集めたら、大事な情報だけを取り出して、特徴を分類してまとめます。

※真ん中の〇があるのが中間層

 

この中間層は何層にも分かれており、ここでより重要な情報を集めることで、間違った情報は排除できます。

 

一番右の〇に進みます。

そこが出力層です。

出力層では、中間層でまとめた情報で決定したことを出力します。

 

要は「答えを出す」というイメージです。

 

先ほどの「5」からの答えとしては…

なんと「3」と判断されることもあるようです。

 

「5」と「3」は似ているそうで、判断を誤ってしまうこともあるのだとか。

その場合は、更に学習を続けます。

 

このような仕組みの中で、ディープラーニングはどんどん学習することで、精度があがるだけでなく、ミスも激減できるようになりました。

 

もう一度、おさらいしますね。

  • 膨大なデータをコンピューター自身が読み込み
  • データにどんな特徴があるか

を自分で判断し、設定する

これがディープラーニングです。

 

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ディープラーニングで活用されている代表的なものは?

翻訳機能です。

翻訳が実用化されるのは、まだまだ先のことだと言われていましたが、ディープラーニングの効果で、翻訳システムの精度が上がりました。

 

また、インターネットの検索機能も、コンピューターが一瞬で、検索したキーワードに対しての適切な答えを探し出し、表示します。

 

  • 囲碁や将棋の対戦ソフト
  • 音声認識システム

などもディープラーニングのおかげです。

 

ちなみに、ディープラーニングはかなり画期的な技術ではあるものの、まだまだ発展途上の技術。

他にも【強化学習】という手法もあります。

 

様々な学習方法で進化を遂げたAI。

今後もますます発展していくでしょう。

 

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ディープラーニングの活躍まとめ

2012年に世界で開催された画像認識の大会で、トロント大学の研究グループが開発した「スーパービジョン(SuperVision)」というAIが、ディープラーニングの技術を使って優勝。

この時、他のチームよりもダントツの実力だったとのこと。

同じ2012年には、グーグルがディープラーニングを使って、AIにYouTubeで画像を見せ続けたら、猫の画像を猫と認識できるようになったとの実績もあります。

AIの長い歴史の中で、ディープラーニングが発展したおかげで一気に人工知能の精度が上がりました。

この先もますますAIから目が離せません。

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