プログラボとは、阪神電車と読売テレビが共同で開催しているレゴロボットプログラミング教室です。
全国に46校生徒数約4,000名が在籍。
レゴロボットプログラミングに特化したプログラボの特徴や料金・メリットデメリットから口コミなど紹介します。
プログラボに通うべき子供はどんな子供?
プログラボとは?
プログラボは
- 阪神電車
- 読売テレビ
が共同でたちあげたプログラミング教室です。
開校は2016年。
拠点は関西で、関東に教室が開校されたのは2018年。
ロボットプログラミング教育を通じて「夢を実現する力」を育てるという教育理念の元、
- 思考力
- 判断力
- 表現力
だけでなく、主体性を持って様々な仲間と共に力を合わせて活動することを目的に指導しています。
これとか凄いですよね!
アドバンスト2自由制作「うまい棒 分割機」
小学生チームが自由制作の授業で作りました。
うまい棒を4等分???????????するロボットです。https://t.co/d4tB5brL3f#うまい棒#うまい棒コンポタ#プログラボ#EV3 pic.twitter.com/OdsXYt8Fpz— プログラボ夙川 (@ProgLab_Shuku) January 10, 2020
プログラボでは主にレゴを使ってロボットを作り、プログラミング。
使用するレゴは「レゴマインドストーム」ですが、購入の必要はなし。
無料でレンタルさせてくれます。
そして、1年に1度の大会出場を目標として活動しています。
その為1年間でカリキュラムが組まれ、毎年向上していくシステムになっています。
令和2年の段階での教室数は
- 北海道3校
- 関東16校
- 関西26校
- 九州1校
全国で46校に加えて小学校でも校内教室としてプログラボ教室が開催。

凄い教室数!!!
生徒数は約4,000名。
メインのロボットプログラミングでは、電車を題材にして学んでいくのも、鉄道会社ならでは。
レゴマインドストームを使って将来の就職・進学に繋がる知識や技術を身に着けていくことを目的としています。
ポイントは
- レゴマインドストームが無料でレンタルできる
- 月謝のみで通える
この2点。
通常ロボットプログラミング教室は、レゴや独自のブロックを最初に購入しなければなりません。
この購入費が数万円するので、結構痛い出費となるのですが、プログラボでは全て無料でレンタルで使えます。
その為、他の教材費等も一切かからず、月謝のみで通う事ができるので、非常に有難いスクールと言えます。
またパソコンやタブレットも無料でレンタルOK。
特徴
- ロボットの世界大会へ積極的に参加
- 初期費用が断然安い!
- 学べるコースも段階分けされているので初心者でも安心
ロボット大会での実績は
- WRO2019で中学生の女子2人組が7位。
- RoboRave
東京メトロでは、プログラボ教育事業運営委員会とフランチャイズ契約を締結し、子ども向けロボットプログラミング教室「東京メトロ×プログラボ」を展開しています。
この夏、プログラボ綾瀬校の生徒達が世界的なロボットコンテストの日本大会で優勝しました!https://t.co/4TQhTCgbPp pic.twitter.com/rzOKMuPHBB— 東京メトロ【公式】 (@tokyometro_info) September 17, 2019
このように大会へ出場して結果を出す事で、子供の成長が分かりやすいのも大会出場の特徴の一つ。
子供が本当に成長しているのかどうか親としては心配な面もありますが、大会で入賞したり、入賞までは行かなくても大会へ出場するための意欲や取り組みを見るだけでも納得がいきます。
年に一度の大会出場の為、カリキュラムは1年単位で組まれており、毎年レベルアップされるシステムとなっているので、子供は目的をしっかりと持って進めるようになっています。
そして先ほどもお伝えしたプログラボにかかる費用。
これが他のロボットプログラミング教室と比べると断然安い。
月謝は9,000~11,000円。
入会金や教材費が無料。
そしてロボットプログラミング教室では珍しい初期投資が不要。
レゴマインドストームはわざわざ購入しなくても良いとの事。
これはどのロボットプログラミング教室を探してもないでしょう。
また、一人1台支給されるiPadもレンタル無料。
子供がいつでも可能性を引き出せる最適の環境を作ってくれているのがプログラボです。
また、学べるコースも段階分けされているので同じレベルの子供達と切磋琢磨しながら学ぶ事ができます。
プログラボでは、同じコースの子供達とロボットプログラミングをメインに学習していきます。
その為、自分の発想ではなかった作品や作り方などを見ることで刺激を受けて、更なる意欲にも繋がります。
実はこれもとても大切な環境で、目的が同じ仲間と一緒の空間で作業するだけでも有意義な時間となり、新たな成長へと繋がるでしょう。
学習コース
- ビギナーコース
- スタンダードⅠコース
- スタンダードⅡコース
- アドバンスⅠコース
- アドバンスⅡコース
- アドバンスⅢコース
1. ビギナーコース
年長~小学2年生
50分授業で月3回レッスン。

月3回もレッスンしてもらえて月額9,000円って安すぎる!!!
使用する教材は何とレゴマインドストーム。
通常レゴマインドストームは小学校高学年から使う教材で難易度も高いのですが、プログラボでは幼児でも理解できるように
- モーターやセンサーの仕組み
- プログラミングの基礎
をタブレットで学習します。
幼児が通えるプログラミングスクールまとめはこちら
2. スタンダードⅠコース
小学1~3年生
50分授業で月3回。
ここからはタブレットではなく、パソコンでプログラミング学習。
マウスの使い方からキーボード入力まで学べます。
もちろん使用する教材はレゴマインドストームで、子供の可能性を最大限に引き出すカリキュラム。
小学生おすすめプログラミングスクール30選
3. スタンダードⅡコース
小学3年生~中学生
90分授業で月3回。

これで月額11,000円ってやっぱり安い!!!
このコースではプログラミングがどのように使われているのかを理解しつつ、ロボットプログラミングの技術も上げていきます。
また、様々な大会へ仲間と一緒に出場していくので、プログラミング技術が上がるだけでなく、コミュニケーション能力や創造性を膨らませていきます。
4. アドバンスⅠコース
小学4年生~中学生
90分授業で月3回。
ロボットプログラミング技術を更に進化させるだけでなく、プレゼンテーション能力も養います。
大会出場では、一人ではなくチームでロボット制作。
ワンチームで仲間意識を高めていきます。
中学生が通えるプログラミングスクール28校
5 アドバンスⅡコース・Ⅲコース
小学5年生~中学生
こちらはアドバンストコースの発展コースです。
学習ツール
- レゴマインドストーム
- micro:bit(マイクロビット)
- アルファ・エクスプローラ
プログラボの料金
入会金
無料
月謝
- ビギナーコース:9,000円
- スタンダードⅠコース:9,000円
- スタンダードⅡコース:11,000円
- アドバンストⅠコース:11,000円
教材費
0円
プログラボで使用する「レゴマインドストーム」は購入不要。
無料でレンタル出来ます。
その他かかる費用
プログラボでは月謝以外料金はかかりません。
プログラボの授業時間・回数
1回の授業時間
50~90分
月の授業回数
3回
プログラボの開催場所
北海道
- 札幌市に3校
関東
- 目黒区
- 文京区
- 中野区
- 中央区
- 墨田区
- 江戸川区
- 板橋区
- 北区
- 足立区
- 武蔵野市
- 小金井市2校
- 国立市
- 日野市
千葉県
- 習志野市
栃木県
- 小山市
関西
- 大阪市6校
- 茨木氏
- 高槻市
- 枚方市2校
- 寝屋川市
- 交野市
- 大東市
兵庫県
- 神戸市
- 西宮市
- 宝塚市2校
京都
- 京都市3校
奈良
- 奈良市
九州
- 福岡市
その他全国展開しているプログラミングスクール一覧はこちら!
プログラボの口コミ・評価
悪い口コミ
駅から離れているので、暗くなると心配。
付き添いが必要だなと感じました。
他の習い事に比べると料金が高い
※コエテコより
歩き回ったり叫んだらしている子がいるのでそこは厳しくしてもらいたい。
※塾ナビより
プログラボの1時間レッスン料金を月謝から換算すると約3,000円です。
確かに高いですよね。
ただプログラミング教室の平均授業価格は5,000円です。
他の習い事の費用と比べると断然高いですが、他のプログラミング教室と比べると断然安いのがプログラボ。
また教材やPCレンタル料金、教室運営費、レゴ購入費用もいらないのでかなり安い方です^^
あと、歩き回って叫ぶ子供がいるのに先生は注意しない
これ、プログラミング教室で結構問題になっています。
息子が以前通っていたプログラミングスクールでもこのような子供が結構いました。
先生、注意しないんですよね。
教室の外にいる親の方が気になって、パパママ達は教室の中を覗いたりしていました。
プログラミングの教えが自由に子供達の想像性・可能性を最大限に広げる、みたいな感じなので「自由」をテーマに
=子供も自由にさせる
と勘違いしている先生も多いのかなぁと感じました。
ただ先生によってはしっかりと叱ってくれる人もいたので、先生によると思います!
良い口コミ
教室の雰囲気も明るく、講師の先生方は教え方が丁寧、目指す方向性が明確で教材も子供の論理的思考を養う上で良い
教え方が子供達をほめて楽しく学ばせる体制。サポートも充実していると感じます。
飽きずに取り組み最後にロボットを動かした時には達成感を感じていたようで良かった
教材・先生・立地・教室全ていいです。
考えるのが苦手な子供でもプログラボに通うようになってからは考える事が楽しくなったようです。
駅からも近くて教室もきれい。
他のプログラミング教室と比べて安い値段設定だと思います。
ロボット代がかかならいのが大きいです。
※コエテコより
子供に寄り添って丁寧に教えてくれる先生が多く、楽しんで通えている。
駅に近いオフィスビルの中にあるので、通学が便利でした。治安も悪くありません。
※塾ナビより
教室によって駅から離れているスクールと近いスクールがあるようです。
通う交通手段にもよりますが、我が家が希望している場所にあると良いですね。
また、プログラミングを教えている先生は優しい先生が多く、教え方も上手な人が多いですね。
威圧的な人だと子供も委縮してしまいますが、楽しく取り組めるようにしてくれる先生だと、子供もグングン伸びるので指導方法も◎
カリキュラムも定評がありました。
月謝もプログラミング教室の相場を知っている人からすると、やはり安く感じているようです。

いやほんと、安い方です!!!
プログラボのメリット・デメリットまとめ
デメリット
- スクラッチ等のゲームプログラミングは学習できない
- レゴマインドストームがレンタルなので自宅ではできない
1. スクラッチ等のゲームプログラミングは学習できない
プログラボは特化した「ロボットプログラミング教室」です。
その為、今流行りのスクラッチなどのゲームプログラミングはできません。
これがデメリットかなと思います。
ロボットプログラミングは、プログラミングを行う上で重要な役割を果たしますが、皆が皆、ロボット制作が好きとは限りません。
苦手な子供もいますし、特に女の子なんかは嫌がりますよね。
他のプログラミング教室では、ロボットプログラミングクラスの他に
- マインクラフト
- スクラッチ
- ドローン
などを使ったゲーム感覚でプログラミングするスクールも多々あります。
その中でプログラボは、ロボットのみ。
特化することで専門性も増すので個人的には良いと思いますが、子供は飽き性。

ねーママ。もうレゴでロボット作るの飽きた。僕、ゲームで遊びたいの
と言ってきたうちの息子を思い出します(笑
たまたま通っていたプログラミングスクールが様々なコースが用意されていたので
「じゃあ…とりあえずスクラッチのコースを体験してみよっか」
と臨機応変に対応できました。
しかしロボットのみだと、もし子供が違う形でプログラミングをしたいとなった時には、他のプログラミングスクールに行くしかありません。
とは言え、本格的プログラミングを学ぶなら絶対にロボットプログラミングです。
プログラボは理系の男の子、もしくは理系に行って欲しい子供向きなのかなーと思います^^
2. レゴマインドストームがレンタルなので自宅ではできない
レゴマインドストーム、普通に購入すると高いです。
しかし、通常のプログラミングスクールでは最初にこれを月謝や入会金とは別に購入しなければいけません。
但し、自分のモノなので自宅でも自由に遊べます。
それが復習にもなる訳です。
プログラボのレゴマインドストームはレンタル。
なので、自宅では一切練習や復習はできません。
この辺をどう取るか、だと思います。
- とりあえずレゴプログラミングをやってみたい
- 余計な経費はかけたくない
という場合にはプログラボ。
- 家でも復習したい
- とにかくやるなら徹底的にロボットプログラミングしたい
という場合には他のレゴロボットプログラミング教室の方がいいかも。
但し、レゴ購入側のスクールだと最初にレゴマインドストームの購入が必要なだけでなく
- 月謝はプログラボより高め
- 教材費がかかる場合がある
- 教室運営費もかかってくる
- イベント参加にはお金がかかる場合がある
など「費用」の面でも負担になってくる可能性もあるので要注意です。
メリット
- 初心者でも楽しく学べるカリキュラム
- 費用を安く抑えることができる
プログラボでは、初めてプログラミングを習う子供でも楽しく学べるシステムになっています。
その為
- プログラミングを習ったことのない子供
- ちょっと習ってみようかなという子供
- 続けられるかどうか分からない子供
にとても向いています。
理由ですが、うちの息子は最初レゴプログラミングから入りました。
レゴが大好きだったので、すぐにはまり、今プログラミングを習いだしてもうすぐ5年目に入ります。
今はゲームプログラミングですが、たまにレゴと似ているラキューで遊ぶ時には、レゴプログラミングで作ったようなロボットを作っていたりします。
「ここがこう動くから、ここからこれが出てくるんだよ」
と息子が言うと
「レゴプログラミングでロボットを作っていた時、毎回そんな事を言っていたなぁ」
と思いだします。
多分、この論理的観点が息子の土台にあるからこそ、今も楽しくプログラミングができているのかなとも思っています。
レゴでプログラミングをすることは決して無駄ではありませんし、むしろ学力を上げる教育方法でもあるので、
とにかく一度プログラミングを学んでみよう!という場合に費用を抑えつつ学習できるのがプログラボだと思います。
入会金も0円。
レゴマインドストームも購入なし。
月に3回も通えて月額約1万円前後。
こんなメリットは他のプログラミング教室ではありえません。
プログラボは無料体験できる?
できます!
教室で無料体験できるので、まずは予約しましょう!
無料体験の時には、教室の場所や雰囲気なども見ておくと良いですよ^^
まとめ
東大に「レゴ部」というのが存在することをご存知でしょうか。
〈作品集発売のお知らせ〉
東大レゴ部の書籍「東大生がつくったブロックの世界」が、2月27日(水)に洋泉社さんより発売されます。
創部以来の大型作品・個人作品をまとめたものになっており、見応えのある内容になっています。詳細については後日ブログでご紹介する予定です。#東大レゴ部 pic.twitter.com/toHTxQkkaH— 東大レゴ部 (@UTLC2007) February 11, 2019
その他
- 北海道情報大学
- 東京造形大学
- 東京工業大学
- 大阪大学
- 京都造形芸術大学
- 東京都立国分寺高等学校
にもレゴ部があります。
そして聖学院中学校・高等学校では思考力ものづくりテストでレゴブロックを使用。
プログラボで学ぶ事は将来入試や就職にも役立つかもしれません。
レゴが知能を上げる東大生の実体験はこちら!
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