AI・人工知能を勉強していると、必ず出てくる「機械学習」
機械学習って何だろう?というところを、素人でも分かりやすく説明します。
教師あり学習・教師なし学習も解説!
機械学習とは?
人工知能がWEB上の大量のデータを統計して、自ら学習させる方法。
全てのデータを自分で統計することで、人間は何もしなくてもAIが勝手に勉強して賢くなる手法です。
機械学習が開発されたのは、2010年代。
AIが進化する歴史の中の「第3ブーム」の時です。
機械学習ができるまで、人間がせっせと人工知能に大量のデータを打ち込んでいました。
その為「人間が入力した以上の知識は分からない」というレベル。
また、膨大な情報をAIに入力数するのは非常に大変な作業で、人工知能と言っても、人間の血のにじむ作業で成り立っていたのです。
しかし、機械学習ができたことで、人工知能が自分でデータを読み込んでくれるので、人間はかなり楽になり、情報量もアップ。
AIが自分で知識を学習できるようになったのが、機械学習です。
機械学習が発展した理由として、インターネットが発展したから。
インターネット上には、私達人間が把握できないほどの情報があります。
その膨大な情報を元に、全て統計してインプットするという人間では出来ない作業が可能になりました。
機械学習には2つの学習方法があります。
- 教師あり学習
- 教師なし学習
ここをもう少し詳しく説明しますね。
教師あり学習
教師あり学習は、人間があらかじめ用意した情報の「答え」をコンピューターに読み込ませて特徴を学習させる方法。
例えばオレンジだったら、たくさんのオレンジのデータに全て「これはオレンジだよ」とAIに答え付きで読み込ませる。
そのデータを見たAIが、オレンジの特徴を分析。
- 色はオレンジ
- ブツブツ
- ヘタがある
などを学習し、特徴をとらえて学習します。
これを繰り返し行うことで、AIはオレンジの画像を自分で判断できるようになり、尚且つ自律的に情報を細かく認識できるのが、教師あり学習です。
教師なし学習
教師なし学習は、人間は答えをAIに教えてあげません。
ただ単にオレンジの画像をたくさん見せて、AIが自分で学習するように仕向けます。
要は自習学習のようなもの。
この時「これがオレンジだよ」という目印は一切教えず、AI自身が自分で画像を分類できるまで繰り返し学習させる。
という方法が教師なし学習。
但し、教師なし学習は目的を明確にしないと、うまくいかないこともまだまだ多いのだとか。
この教師ありなし学習は、組み合わせることで更に人工知能を強化することもできます。
機械学習を経て、次に進化したのが「ディープラーニング」です。
まとめ
人工知能が発展するまで、実はかなりの年数が経っています。
先人たちの努力があるからこそ、ここまでAIは発展しました。
今は本物の人工知能はまだいないけど、いずれ出てくるのは時間の問題です。
まずはAIについて、もっと知識を得ておきましょう。
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