レゴが子供の知能指数を上げるおもちゃとして非常に話題になっていますが、そもそもレゴをすることで得られる効果って何でしょうか。
レゴを使った遊びは近年プログラミングも交えて進化しています。
なぜそこまでレゴが幼児教育・子供教育に良いのでしょう。
子供の頃にレゴ遊びをしていた東大出身者の感想と、息子が4歳の頃にレゴプログラミング教室にいた成果も交えて、レゴから得られる7つの効果を詳しくお話しします。
レゴで遊ぶ効果とは?
近年レゴスクールも増えてきて、ますますレゴが注目されてきています。
レゴを使ったロボット教室やプログラミング、たくさんの知育玩具として活躍しているレゴは、得られる効果が凄いと評判です。
ではどんな効果が得られるのでしょうか。
それがこちら。
- 創造力・発想力
- 問題解決力
- 集中力
- 思考力
- 空間構成力
- 表現力
- 目的達成力
1. 創造力・発想力
レゴで遊ぶと創造力や発想力が豊かになると言われています。
その理由は、レゴという製品に理由があります。
様々な形をしたレゴを繋げて好きな形を作る
それがレゴの特徴でもありますが、その「好きな形を作る」為には生み出す力が必要。
- 日常の身の回りのものだったり
- アニメから得たヒントだったり
そこから自分でアイデアを出してイメージして「モノ」を作ります。
「モノ」を作る為に備わる力が【創造力・発想力】となります。
うちの息子は3歳からレゴで遊び、4歳になるとレゴを使ったロボットプログラミング教室に通っていました。
元々レゴが大好きで、友達と色々作って競うほど室内で遊ぶ時は常にレゴ。
- 誕生日プレゼント
- クリスマスプレゼント
- ちょっとしたご褒美
全てレゴに費やしていました。
最初は私と一緒にレゴで遊んでいた息子でしたが、ご飯を作っていたり洗濯物をたたんでるときなど、どうしても手が離せない時は、自分で勝手に何か作っていました。
その後、年中になった4月・4歳の時にレゴプログラミング教室へ入会。
そこから一気に創造力が爆発。
「こういうの作りたいな♪」
「こんなのはどう思う?ママ?」
と次から次へとアイデアが溢れ出て止まりませんでした。
一番びっくりしたのが、レゴで歯車付きのライターを作ったこと。
ライターと言ってもカチッとする簡単なライターではなく、クルッと回す昔のライター。
とは言え、私はタバコを吸いませんし、ケーキのろうそくの火をつける時もチャッカマンを使います。
「ママ~見て!レゴでライター作ったよ!」
と見せられた時に
「え? ライターなんてどこで覚えたの?」
と聞くと
「誰かがタバコ吸ってる時に、ライター使ってたの見たから」
と言うのです。
確かそれが4歳か5歳の頃。
確信はありませんが、想像力が豊かになったことで、観察力・洞察力も発達したのかもしれません。
レゴの効果は凄いと、本当に思いました。
2. 問題解決力
レゴはたくさんの部品を繋げて作品を作っていくおもちゃです。
途中、上手くいかない時も出てきます。
- 何でちゃんと立たないんだろう
- あれ? バランスがおかしいな
こんな時に自分で考えて答えを出すことができるのもレゴの特徴。
最初は親子で一緒に取り組みますが、これを繰り返していくことで、段々自分自身で問題を解決することができるようになります。
息子がレゴを使ってプログラミングをしていた時に、この【問題解決力】はかなり身につきました。
レゴにプログラミングが加わると、更に難関が待ち構えているんです。
自分の思うように動かないことはざらにあり、そこで
- なぜ動かないのか
- プログラミングの組み方がおかしいのか
- レゴの組み立て方がおかしいのか
これを自分でチェックしていきます。
レゴスクールやプログラミング教室の先生は、答えをそのまま教えてくれるわけではなく、ヒントを与えてくれるだけなのでこれが更に子供を成長させてくれるんです。
3. 集中力
東大出身者の7割が子供の頃、レゴで遊んでいたとの調査結果が出ています。
そして東大出身者曰く、レゴで身につく能力は断然【集中力】だと答えています。
東大に入るために一番必要な能力「集中力」。
これが、子供の頃にやったレゴ遊びが非常に役立っているとのこと。
レゴをやり始めると、自然と集中力が身につく、これはうちの息子からも実感しています!
集中力は、勉強やスポーツなど、どんな分野でも必要な要素。
これを小さい内から身に着けていた東大出身者たちは、レゴで集中力を養ったと答える人多数。
息子の場合は、レゴをやり出すと1時間でも一人で黙々と作業していました。
レゴプログラミング教室でも90分の授業を一度も集中力が途切れることなく出来ていたので、やはり集中力はついたのかなと感じます。
→PRTIMESさんより引用
我が子を全員東大に入れた佐藤亮子さんは、子供が2歳の頃からレゴで遊ばせていたのだと言います。
→3歳までに絶対やるべき幼児教育: 頭のいい子に育てる
佐藤亮子さんもかなりレゴ推しです!
→子供を全員東大に入れた佐藤亮子さんブログ
4. 思考力
何を作るか生み出す力が創造力でしたが、ひらめいた作品に対してどのように作成していくか、これを考える力が思考力。
この思考力をレゴで得られる事ができます。
思考力はこれからのプログラミングで必要な要素とされていて
自ら考える力
は未来社会では必須。
様々な角度からの視点を持つことを目的としており、レゴで遊ぶ事で
- 柔軟な思考
- 論理的思考
の両方が身につきます。
5. 空間構成力
レゴは建物を建設する感覚で作品を作ります。
この構造を理解して組み立てていくことで、空間能力と構成力が身につきます。
今流行りのマインクラフトも同じ概念で、多方面からのものの見方を養います。
様々な角度から考えていくことで、たくさんのアイデアや作品が仕上がり、それを積み重ねることでより豊かな発想力が生まれるという、全てがプラス要因に変わるのが空間構成力です。
6. 表現力
自分でアイデアを出して考えたけど、それを上手く表現できないと意味がありません。
レゴは、表現したものを人に見てもらう事で、更に表現力が高まります。
その一番の効力がママからの誉め言葉。
「凄いの出来たね!」
「ここ、凄く工夫していて大変だったでしょ!頑張ったね!」
など、自分が考えて表現したものを褒められる事で、もっと凄いものを作ろうとやる気に火がつき、より表現力が伸びます。
レゴは凝れば凝るほど、凄い作品が出来るので表現力が増すのは納得です!
7. 目的達成力
自分の考えた作品が凄く難しいものだった場合、途中で心が折れそうなときもありますよね。
子供でも「あ”ー!」ってなったりすることも、もちろん出てきますし、そういう子供も実際に見てきました。
それでも何とか完成した時、達成感は半端ありません。
これが目的達成力です。
この力が出た時、人間はどんどん伸びる傾向にあります。
自分に自信が持てると子供はどんどん成長しますよ。
レゴの効果を感じられない理由
レゴ遊びをしていても、すぐに何かしらの効果が出る訳ではありません。
また、レゴ教育をしようとレゴスクールに通った場合に
「本当に効果があるのかどうか分からない」
と辞めてしまう人もいます。
うちの息子もそうでした。
レゴ遊びをずっとしていて、本人は楽しそうなのでいいのですが、その後レゴプログラミング教室に入った事で、月謝がかかっているのもあり、親としてはそれなりの効果や成果がほしかったのは事実です。
このままレゴを習い続ける意味あるのかなぁ?成長出来ているのかなぁ?
うちがレゴ遊びをしだしたのは3歳。
本格的にレゴロボットプログラミングを習いだしたのが4歳。
正直言いますと、小学校に上がるまでそこまでの効果は実感できませんでした。
その後、小学校に上がり勉強が始まると
「あれ?勉強に対しての理解が早い?」
と感じました。
でも小学1年生だと比較的どの子も勉強は出来ます。
なので「出来て当たり前」と思っていました。
小学2年生になり、そろそろ九九や国語の文章問題も始まり、お友達との差が出てくる学年に差し掛かると、ダントツ成績が良くなりました。
もちろんクラスには数人頭が良い子がいるので、一人ずば抜けている訳ではありませんが、頭が良い子たちのグループにずっといました。
担任の先生からもいつもべた褒めで、親から見ても頭が良いので何故かな?とネット検索してみたら…
- 幼児の頃からレゴ遊びをしている
- 子供の頃からプログラミングを習っている
子たちの親が皆、うちの子供の成績が良いと言っていたのです。
私もそこでやっと腑に落ちた思いでした。
うちはたまたま幼児から両方習っていたので、効果も早く出たのかなと思いますが、効果が出るのが
「中学受験で塾に行き始めたらやたらと成績が良い」
という人も多くいるので、効果はすぐに期待してはいけないのではないかと思います。
なので、効果を感じるには数年の忍耐も必要です。
ちなみに成績が良い子供達に共通しているのが【算数が得意】です。
プログラミングには算数は必須なのですが、レゴも上級者クラスになると算数的要素は必須になります。
また、レゴを本格的に学ぶレゴスクールでは幼児ではプログラミングはしないものの、小学1年生からレゴとプログラミングを学ぶので、是非とも
- プログラミング
- レゴ
の両方を子供に学ばせてあげてほしいと思います!
早めにレゴの効果を得たい場合は
- レゴスクール
- レゴを使ったロボットプログラミング教室
に通わせるのも一つの手ですね。
まとめ
東大出身者さんたちが子供の時にレゴで遊ぶやり方は
【説明書を見ずに好きな形を作る】
だったそうです。
これが創造力・発想力を生み出す原点。
もちろん脳の発達にも効果があるレゴ。
是非、赤ちゃんの時から、幼児、小学生まで遊び感覚でレゴと触れさせると、将来的にビックリする効果が得られますよ!
コメント