ロボットプログラミングに興味があるけど、教室を辞めた人がいると聞くと不安になりますよね。
入会する前にロボット教室のデメリットや不満をしっかり受け止めておくと安心です。
うちの息子も一年でロボット教室を退会しました。
その理由をお伝えしつつ、同じ教室に通っていた保護者の辞めた意見8選も ピックアップ!
これからロボット教室に通いたいけど、本当に通って大丈夫かな?という人必見!
うちの息子がロボット教室を辞めた理由【体験談】
うちは息子が4歳の年中の年にロボット教室に入会しました。
理由は、4歳(年中)・5歳(年長)などの小学校未満児は、スクラッチ等のゲームプログラミングクラスには入れず、ロボットコースしか選択肢がなかったからです。
そもそも当時(2016年頃)、ロボットに未来は支配されるような文言がメディアを駆け巡り、プログラミングの事など何も分からない私は
「ロボットを作れるようにならないと、息子の将来はない!」
とさえ思いこんでいました。
プログラミングという言葉そのものが分かっていなかったんですよね(汗
それもあってか、そもそも選択の余地がない4歳の息子は必然的にロボットクラスに入る事に。
ちょうど4歳の頃はレゴにどはまりしていたのもあり、息子も楽しく通っていました。
息子が通っていたロボット教室は、レゴを使用するロボットプログラミングでしたが、今は各スクールの親会社が独自でブロックを開発している教室が多々あります。
ロボットをプログラミングで動かすという概念は同じ!
レゴロボットプログラミングを毎週学習するうちに、息子は嘘みたいに成長しました。
ネット上では色々な口コミもありますが、うちの場合はロボットプログラミングは恐らく息子の価値観を180度変えたと思っています。
しかし、ロボット教室に通いだして約1年後に、ロボットクラスは辞めました。
その理由として、憧れのゲームプログラミングコースに入れたからです。
うちは最初からロボットよりもゲームが作りたかったからなんです!
息子が通っていたスクールは
- ロボットコース
- ゲームコース
共に同じ部屋で学習していたんですね。
なので、レゴでロボットを組みたてている間、ゲームを作っているお兄ちゃん達を横目でずっと見ていました(笑
「ねぇママ? 僕もゲーム作ってみたいな♪」
このセリフを年中の間に何回聞いた事でしょう(笑
「小学生にならないと入れないんだよ。もうちょっと待ってね♪」
と聞かれる度に説得。
ロボットクラスに入って1年ぐらいたった時に、教室長が変わりました。
一人一人の親に話しかけてくれて、色々と意見を聞いてくれました。
その時に、ダメもとで聞いてみたんです。
先生、うちの子がゲームコースに入りたいと言っているんですが、小学生にならないとやっぱりダメですよね?
「いや、既に1年ロボットでプログラミングを学んでいるので、ゲームコースでもいけると思います!一度体験してみますか?」
はいっ!!!
という訳で、急遽ゲームプログラミングコースの体験を受ける事に。
基本的に最初は体験からスタート!
そこで喰いつかない息子ではありませんでした。
楽しすぎる!
さてさてここで問題です。
- 私自身、ロボットを作れた方が将来の為にはいいと思っている(勝手に)
- プログラミング教室の先生もどちらかというとロボットコースの方を進めている
しかし、息子の気持ちは完全にゲーム作成に向いている
さて、どうしよう。
なので、当面は両方習う事にしました。
というのも、息子に
「じゃあレゴでロボット作るのはもうおしまいね」
というと
「えーーー!?レゴでも遊びたい」
と言うのです。
完全に遊び感覚(笑
「じゃあ両方やるか!」
と隔週で
- ロボットコース
- ゲームコース
を受講することに。
しかし、ゲームコースを受講しだした途端、レゴロボット作成に身が入っていない感じ。。。
前は性能が高いロボット作れていたのに、う~ん何だかなぁ・・・
なので、もう一度息子に確認。
「どっちが楽しい?」
「ゲーム」
ムム、やっぱり。
という訳で、うちはロボットプログラミングを辞めたのです。
二兎を追う者は一兎をも得ずだからね!
うちの場合は、ロボットよりも遥かにゲームの方に興味が湧いていました。
その為、ゲームプログラミングができるレベルになったら、即転向しましたが、ロボットプログラミングが嫌だった訳ではありませんでした。
- ロボットを作るのが嫌だった
- プログラミングが嫌だった
のではありません。
ゲームが作りたいっ!!!
これが辞めた理由です。
しかし、うち以外でもロボット教室を辞めた人は結構います。
今からせっかくロボット教室に入ろうかなという人も
「ロボット教室辞めた人が結構いるけど、なぜ?」
と興味津々の人もいるかと思います。
なので、実際に辞めた人達の意見も紹介しようと思います。
プログラミング教室に通って長いので、たくさんの保護者を見てきた中、
実は聞き耳をずっと立てていたこの私が(笑)暴露しちゃいます!
無理に聞いていたのではなく、同じ空間にいたら仕方なく聞こえてきただけです!!!うちの息子が通っていたロボット教室では、保護者が座れる場所が決まっていて、そんなに広くないので全部会話が聞こえちゃっていましたのでござる(゜-゜)
1 高いロボットキットを購入したのに教室でなくして先生も探してくれなかったので辞めた
ある富裕層のママさんがいました。
日本の方ではない感じでした。
見るからに見た目もセレブ。
ママ友も一緒に通っているようで、ママ友と話しているのを聞いていると、どうやら息子さんはプログラミングだけでなく、たくさんの習いごとをしているとの事。
プログラミングもここの教室だけでなく、合宿的なスクールにも参加しているとも話していました。
ロボットクラスでも上のクラス、テクニカルコースに所属していて、ロボットキットも持っていました。
テクニカルコースでは基本的にロボット購入は必須です。
いつも大きいプラスチックの入れ物にロボットキットを入れて通塾していました。
ある時、授業が始まっても息子と何か話しています。
先生を呼んで
「この前、部品がないので探してほしいとお願いしましたがありましたか?」
と聞いていました。
なるほど。
レゴの部品は一つでも欠けるとロボットを作った時に動きません(必要な部位の場合)
なので、先生に相談していたのか。
「すみません。こちらではなかったようなんですね。ご自宅では見当たりませんでしたか?」
「ありませんでした。なくしたのはこの教室で間違いありません」
「そうですか。一応こちらでも再度探しますが、、、」
というような会話が先生と保護者の間でされていました。
うちは幼児だったので、ロボットコースと言ってもレゴを借りてロボットを作ります。
でも、もし自腹でロボットキットを購入していたら数万円はするだろうし、なくしたらやっぱり嫌だなーと思っていたら、、、次の授業からその子を一切見かけなくなりました。
・・・多分辞めました。
レゴの部品がないと言っている時でも、先生がいなくなると、子供を呼んで 何かまくしたてていたんですよね。。。
お母さんはやっぱり怒っている感じでしたし。
その教室では、自分の場所というのが大体は決まっていますが、ここからは誰誰の場所というくくりはないんです。
なので、他の子のレゴが自分の 陣地に入ってくるのは通常ありえること。
また探すと言っても、他の子も同じキットを持っているので正直どれがどの子の部品か分からないのかもしれません。
先生の答え方も曖昧だったので、嫌だったのかなぁと感じます。
これは教室によるのかもしれませんね。
体験の時にどんな感じでロボットを作るのか、親もしっかりと見極めておかないと後々
「僕の部品がないっ!」
なんてことになりかねません。
他スクールでもロボットの部品が隣の子と混ざってしまったなんて話を聞きます!
先生の雰囲気もチェックしておきましょう。
先生も人間ですから、合う合わないはどうしても出てきてしまうのもしれません。
2 教室の雰囲気が思っていたのと違った
今やそこら中にあるロボット教室。
元々
- パソコン教室
- 個人塾
を開いていた会社や個人の先生が、大手会社の教材を使って子供にプログラミングを教えている所もたくさんあります。
特に注意したいのは、ロボット教室。
ロボットプログラミングは比較的簡単なのか、ゲームプログラミングよりも開催されている教室数が多い。
その為、どこでも出来ちゃうと言うか、会議室のような場所や子供には少し圧迫感のある狭さの部屋だったり。。。
大手のプログラミングスクールは、子供が楽しく学べるようにカラフルな教室にしたり、色々と工夫をしています。
うちの息子も授業が終わってから教室の外にあるおもちゃで遊んだり、とにかく【楽しく】通えていました。
殺風景すぎたり、狭すぎたりすると子供が圧迫感を感じて、通いたくなるかも。
その辺は、しっかりと無料体験を受けて親が判断して上げれるといいですね^^
3. 先生の教育方針が納得いかなかった
先生自体も教えるのが業務的という先生もたくさんいます。
経営第一というか。
大人ならいいけど、子供に教えるのはそんなに得意じゃないっぽい先生もたまにいるよね、、、
最初はまぁそれでもいいかなーなんて思い入塾してみるものの、実際に通いだすと
「自分目線で物を話す」
「威圧感が凄い」
「騒いでいる子供がいても全然注意しなくて、うちの子供が集中できない」
等の理由で結局辞めるパターンに。。。
ロボット教室はどこも急いで開校しているのか、先生もあやふやだったりします。
生意気な子供だったり、言う事を聞かない子供に対して「どう怒ったらいいか分からない」という感じ。
これではお金を払って通わせている意味がありません。
実はプログラミング教室には、こういう先生が実際に存在します。
入会する前に
- どんなタイプの先生かな?うちの家族の方針と合うかな?
- 教室の雰囲気は子供が楽しく通えそうかな?
- 教室は狭すぎないかな?汚くないかな?
など、子供が確実にプログラミングを身に着ける為に親がチェックする必要性がありますね。
4. ロボット教室の費用(月謝)が高い
うちの息子が通っていた教室でも
- ロボットコース
- ゲームコース
では、ロボットコースの方が少し料金が高い設定になっていました。
恐らくレゴ使用料とかかなと思うのですが、ベーシックコースを卒業して、次の難しいコースに進むと、更にロボットキットを購入しなければなりません。
このロボットキットが高いんですよね。
なので、難しいコースに進む前にロボット教室を辞めた人もいました。
また、通常のロボット教室の月謝も普通に高い。
平均1~3万円ぐらいはするので
- 他に兄弟がいる
- 他に習い事をしている
等あると、毎月支払う月謝代が負担になります。
更に、プログラミングを習いに来る子供は大抵他の習い事をしています。
いつも初めて体験に来た親に先生が
「他になんの習い事をしていますか?」
と聞くと
- 塾
- 英会話
- スイミング
- サッカー
- 体操
などなど、ほとんどの親が2個以上の習い事を子供に習い事をさせていました。
「何も習い事をしていません」
と答える親は、子供が幼児の人だけ。
そうなると、子供一人にかかる毎月の習い事の価格は相当なもの。
その中でもプログラミング教室は群を抜いて高い部類に入ります。
その為、何を削るかというとプログラミングという選択肢になるようです。
また、ロボットプログラミングは何の効果があるか分からずに来ている親もたくさんいました。
その為、通いだしてすぐに結果が出ないと
「こんな高い月謝を払い続けて何か意味があるのかな?」
と疑問に思いだすのも無理はありません。
プログラミングスクールの月謝の高さは当面続きます。
まずは家計が第一!
5. 引っ越し
うちの息子が通っている教室は東京にあります。
ある時、体験に来たママが先生と話していたのは
「今大阪に住んでいるけど、来月東京に引っ越してきます。まだ住むところも決まっていないのですが、通わせたいです」
と言っていました。
どうやら旦那さんの仕事の転勤で東京に来る模様。
今日は東京の下見に来ていると言っていました。
しかし、話を聞いてみると住もうと考えているのは、ディズニーランド近くの浦安。
そこ、千葉県やで!!!
とも言えず、浦安から子供を連れて通うとなると・・・
と考えてしまいましたが、恐らくまだ土地勘がないので何となく近いイメージで体験に来たのかもしれません。。。
で、その後その親子を一度も見かけませんでしたので、
「思いのほか、遠い(;゚Д゚)」
と諦めたのかも。
こんな感じで、旦那さんの仕事の都合で転勤する時に、自分たちが住む場所の近くにロボット教室がないことはざら。
その為、泣く泣く通うのを諦める人も実際にいます。
あるプログラミングスクールに体験に行ったときに、一緒に体験をしたパパさんが先生に質問していました。
「私は転勤が多いのですが、もし転勤先にスクールがなかったら途中でやめる事はできますか?」
そのスクールは一応3年契約になっています(3年契約のスクールは多い!!!)
「もちろんです。その時はおっしゃってください」
と先生は答えていましたが、こんな感じでのパパの転勤での退会は多いようですね。
引っ越した先に同じ系列のスクールか、ロボット教室があればいいのですが、そううまくいかない時もあるので、引っ越しが理由でロボット教室を辞めた人も結構います。
全国に教室があるヒューマンアカデミーなら、引っ越しても教室が変わるだけで継続で続ける事ができるよ!
6. 飽きてしまった
これはママ友の話なのですが、実際に小学3年生の息子君がつまらなくて辞めてしまったのだそうです。
家の近くにロボット教室が出来たから、せっかくだからお友達と一緒に習いだした。
しかし、毎回毎回ロボットを作って動かすだけ。
こんなの意味あるの?
と思い、親子でつまらなくなり、辞めた。とのこと。
多分、難しいコースに進まなければロボットコースは少しつまらないかもしれませんね。
何かを作るのが好き・楽しいと感じられなければ、ロボット作成はつまらないかも。
うちの息子はロボットが嫌でゲームコースに行ったのではないけれど、最後にはこう言っていました。
レゴはもういいや
7. 中学受験で塾に行く為
これも結構います。
この場合はロボットプログラミングが嫌で辞めたのではなく、中学で受験をするために、一時的に辞めるというもの。
余談ですが、サッカーチームでもいつかプロになれるんじゃないかというぐらい上手な子が、中学受験をするために、6年生の間お休みして見事開成中学(東大に入れる予備軍の学校)に合格し、その後サッカーチームに戻ってきたという話を聞きました。
どんなに優秀な子供でも、一つの事に集中して挑むのが基本ですね。
8. 子供の送迎が負担
これも多いです。
プログラミングスクールに限らず、どんな習い事でも子供の送迎は親の負担が大きいです。
全国どこにでもあるプログラミングスクールならば、家の近くで送り迎えもそこまで大変ではないかもしれません。
しかし、うちのように毎週電車で通学となるときついし、交通費もかかります。
うちも何回家の近くに通わせようと考えたか(当時は家の近くには1件もプログラミング教室はありませんでしたが)
他に兄弟がいると、それぞれの送り迎えなど色々大変な事も出てきますので、この辺は計画を立てて挑むしかないですね。。。
以上7つの理由がロボット教室を辞めた原因で一番多いものでした!
ちなみにうちの息子のように、ロボットプログラミングからゲームプログラミングに乗り換えた子供もたくさんいます。
ロボットが飽きた・つまらなくなったとしてもプログラミングだけは続けておきたいもの。
同じスクールでゲームコースがあればそちらで一度体験を。
まだロボット教室に通っていない子供ならば、ゲームプログラミングがあるスクールを選択して見て下さいね!
ロボット教室の目的を今一度確認しよう!
ロボット教室では、子供の将来のためプログラミングを学ばせたいと考えているかと思います。
またそれだけでなく
- 論理的思考
- 創造力
- 自分で考え、自分で解決する力
これらも身に着けて、子供の将来を豊かなものにしたい。
更には、この先のIT社会で取り残されないように私達親が学べる環境を与えてあげる事。
これがロボット教室でロボットプログラミングを学ぶ本当の目的ではないでしょうか。
ロボット教室の選び方は大事!
とは言え、子供は気持ちの浮き沈みがあったり、人よりも学ぶのが遅い子供ももちろんいます。
- どうやったら楽しく確実に学べて
- 子供本人に自信を持たせてあげて
- 未来を明るく生きる
そうなるための教室環境も大切です。
行きたい教室の無料体験に行った時には上記の理由なども頭に入れながら
子供が楽しく学べているか
もチェックしてみてくださいね!
↓↓ロボット教室で有名なのはここ!
どこも無料体験やってるので行って確認してみてね!
まとめ
プログラミングの最初の入り口として、ロボットプログラミングはいいですよ!
色々な角度からの視点が身につくので、ゲームプログラミングをした時でもすんなり理解できやすいです。
全ては無駄じゃない!!!
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