プログラミングロボット「Clicbot クリボット」が2020年5月に発売。
組み立て式ロボット【クリボット】は、ラジコンのように操作したり、ペットにして可愛がるとめちゃくちゃなつく癒しのロボットおもちゃ。
なんと、プログラミングも学習出来ちゃう上に安い。
そのお値段や性能、使い方、評判など紹介します。
クリボット(Clicbot)とは?
クリボットとは、組み立て式ロボットのこと。
タブレットやスマホでプログラミングをして操作するロボットです。
どんなことができるのかは、この動画を見れば一目瞭然。
まさにペットやおもちゃ。
クリボットを動かすにはプログラミングを行います。
とは言え、最初から全てプログラミングしないと動かないのかというとそうではなく
- 50以上の基本プログラム
- 200以上のアクション
が最初から搭載されているので、プログラミングができない初心者でも使いこなせます。
クリボットの顔をなでると可愛いわんちゃんのような反応を見せます。
目を手で覆うと、あなた自身を探そうとします。
更にクリボットに搭載されたカメラで、遠方でもクリボットが見た映像を確認できることができます。
顔認証機能であなたを確認。
位置検知機能もついているので、あなたを探して追いかけてくることも可能。
クリボットの動きは、先ほどの動画であった
- 歩く
- 壁を上る
- 踊る
- レースをする
- お絵描き
などやゲームも搭載。
- クイズ
- だるまさんが転んだ
- ゴーストキャッチャー
- ボールチェイサー
など。
その他、タイヤをつければラジコンとしても使用できます。
これをプログラミングしながら動かすことができるので、子供のプログラミング教材としても活用。
子供には完全におもちゃ感覚で遊べちゃいますね。
個人的には一つ目のロボットでビックリ感も否めないが、長く愛用する事で愛着も持てそう。
蛇のように動いたり、踊ったり、なんと飲み物を注いでくれたりもします。
このクリボット、組み立て方によっては違う形にすることができるので、自分の思い通りの姿に変える事ができます。
その為、クリボットでは1000通りの組み合わせも可能。
プログラミングもパソコンでする必要はなく、タブレットやスマホでOKなのも嬉しい。
指でプログラミングができるので、幼児でも扱えます。
更に、上級者になるとこのクリボットでPython(パイソン)も学べます。
PythonはAI・人工知能にまつわる大切なプログラミング言語です。
これからの時代、必要だと言われている技術の一つなので、クリボットで遊びながらPythonを学ぶという感覚です。
クリボットをデザインしたのが、ディズニーピクサーで多くの実績をもつデザイナーCarlos Baena氏。
この動画のクリボットを見ると、ピクサー映画の最初に出てくるキャラクター思い出しませんか?
- トイストーリー
- レミーのおいしいレストラン
など数々の映画のキャラクターデザイナーを務めた人物が、クリボットをデザインしています。
クリボットのプログラミング学習
ロボット工学をメインに、プログラミング学習します。
ロボットを組み立てることで、ロボットの構造を理解。
その後、タブレットやスマホで簡単に指で操作するだけ。
ここまでは幼児でもできる簡単な学習です。
このプログラミング学習は「STEM教育」を目的とされています。
STEM教育とは
- Science(科学)
- Technology(技術)
- Engineering(工学)
- Mathematics(数学)
この4つを組み合わせた理工系教育。
その次に、プログラミングを徐々に学んでいきます。
使い方は、タブレットの画面に文字表記された枠を組み合わせて繋げるだけ。
スクラッチと似ています。
その為、初心者でもできるように優しいプログラミングで最初はスタート。
イメージとしては、パズルを組み合わせていくイメージなので、年中や年長でも出来ちゃいます。
【Clicbot Academy】というアプリをインストールすると、プログラミング授業が閲覧できます。
更に【Clicbot コミュニティ】で、自分の作ったクリボットを動画で投稿したり、他の人の作品を見て刺激を受けることもできます。
オンラインゲームのような感覚です。
上級者向けには、いよいよ本格的プログラミング学習【Python パイソン】。
ここでは実際にプログラミングコードを書いて、自分でプログラミングできるようになり、クリボットをより自分らしく仕上げていく事ができます。
遊びが勉強に代わる、まさに理想のロボットおもちゃです。
クリボット開発会社とは?
クリボットを開発したのは、2014年に設立した「KEYi Tech Ltd.」という中国の会社。
ロボット開発のベンチャー企業です。
実はクリボットを開発する前に「CellRobot」というロボットを開発して、
- 2016年にはBBCの「Best of CES」
- 2017年コペンハーゲンで開催されたCreative Business Cup
で優勝しています。
クリボットの身体の部分が似ていますよね。
その第二弾が「クリボット」
より自然な動きを付け加え、誰でもが扱いやすいように設計。
プログラミング学習も初心者向けから上級者向けまで取り入れた事で、教材としても活用することができるようになりました。
そもそもKEYi Tech Ltdの開発チームは
- ピクサー
- サムスン
- インテル
- トップエンジニア
- デザイナー
で構成されたプロ集団。
ロボット設計・AIに関わる様々な特許を40以上取得しており、企業や大学と連携を取っています。
この動画にCEOのJianbo Yangが出ています。
クリボットの値段は?
一番気になるクリボットの価格ですが、
- スターターキット
- スタンダードキット
- フルキット
- メーカーキット
の4種類に分けて販売しています。
その料金は、25,330~118,830円
※購入サイトにいくと少し金額が違っています
内容はスターターが基礎的セット。
メーカーが一番キットの数が多いセットになります。
ちなみに最初にスターターキットを購入して、やっぱりもう少し部品を足したいなと思ったら、拡張パックが3種類販売されているので、それで追加することができます。
但し、安い価格は現時点での特典となり、正式に販売されるようになると値段が上がる可能性が高くなります。
クリボットはどこで購入できる?
クリボットは、今現在Makuakeクラウドファンディングでのみ購入可能です。
全て販売終了した時点でいったん締め切り、商品は8月に購入者に郵送されます。
その後、amazonにて販売予定。
正式価格は恐らく
- スターターキット:59,800円
- スタンダードキット:79,800円
- フルキット:99,800円
- メーカーキット:139,800円
但し、あくまでも正式価格であって、amazon販売の時にはもう少し値段が下がるかもしれません。
まとめ
クリボットはロボットおもちゃとして捉えるか、プログラミング教材として捉えるか
はたまた家族の一員、もしくはペットとして捉えるか
この辺は価値観により違いますが、料金も手に入りやすい格安価格なので、子供の誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントにいいかなと個人的には思います。
あと、犬や猫を飼いたいけどアレルギーがあったり、住んでいるマンションがダメだったりする場合にいいかも。
うちは数年前に飼っていた犬が死んでしまい、息子はずっと犬が欲しいと言い続けていたので、このクリボットをクリスマスプレゼントにしてあげたいなと思いました。
実はラボットを購入しようか検討中だったので、クリボットだとラボットの半額以下。
なんかお得感すら感じる(笑)
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