Nepps(ネップス)は角川ドワンゴが運営する小学生・中学生向けのプログラミング教室です。
実はこのスクールが今注目されています。
その理由は、その辺のプログラミング教室では中々学べない本格的プログラミング教室だからです。
何がそんなに凄いのか、料金や特徴など詳細にまとめました。
Nepps(ネップス)とは?
Neppsとは
- N中
- N高
を運営する角川ドワンゴが開設した小学生・中学生向けのプログラミング教室です。
開設は2019年4月。
そもそもN中・N高とは不登校の子供の為の教育施設。
従来の不登校の為の教育支援センターは、学校への復帰を前提に活動している為、学校に行っていない間の勉強に対する支援はなく、各自で自主勉強するしか方法はありませんでした。
基本的に不登校生に対して行政は
- まず親子で話し合いましょう
- 親子でカウンセリングを受けましょう
- 学校との連携も取っておきましょう
という【カウンセリング】をメインとして、とにかく学校に通学させることを目的に活動します。
それに反してN中では
【学校に行けなくても自分の選択肢をどんどん増やして、社会に出ていくための武器を身に着けよう】
というコンセプトの元、プログラミングをメインに学習講座を用意しています。
N高は通信制の高校でN中よりも先に開設しており、場所は沖縄県にあります。
通信高校か…その辺にたくさんあるんじゃ…
そんな声も聞こえてきそうですが、このN高は普通の通信高校ではなく
「ネットの高校」という異名を持つ、将来豊かに生きるためのカリキュラムがぎっしり用意されている凄い高校。
そのカリキュラムの中に
ドワンゴの1級エンジニアがプログラミングを教えてくれる授業があります。
このプログラミング授業がかなり話題を呼んでいます。
一流IT企業に就職できるぐらいのプログラミング学習コースとなっており、一流大学・一流企業に就職する生徒が多数輩出されているのです。
そんな実績を元に出したノウハウ・カリキュラムを用いて
- 小学生
- 中学生
を対象にプログラミング教室を開設したのが【Nepps】です。
小学生が通えるプログラミングスクールをカテゴリ別で30校紹介した記事はこちらから
中学生が通えるプログラミングスクール28校
が通えるプログラミングスクールをカテゴリ別で30校紹介した記事はこちらから
特徴
- 講師が全員プログラマー
- 少人数制
- N高での実績を元に作られたカリキュラム
- 資格取得に有利な学習内容
- キャンパス利用が自由
講師の中にはコンテスト入賞者も在籍します。
学びやすい指導者と共に、少人数制で授業を進める為に、内容の濃いレッスンを受けることができます。
N高の特徴は先ほどもお伝えした通りですが、それ以上に
- 国際情報オリンピック2018銅メダル
- パソコン甲子園2018で本選4位入賞
- 中高生国際Rubyプログラミングコンテストで最優秀賞
- U-22プログラミングコンテストのクリエイティブ部門で優秀賞
- クックパッド「生鮮食品ECハッカソン」2位
などなど数あるコンテストでの入賞者も多数輩出されています。
セキュリティキャンプにも1名参加しています!
こちらの記事でもIPAについて記載があります!
その他
- プログラミングスキルを買われて筑波大学や慶應義塾大学に推薦入学した生徒
- メルカリ・マネーフォワード・クックパッドなどに就職やインターンシップで採用される生徒
などなどN高の実績は輝かしいものばかり。
その為「N高のプログラミング教育を受けたい!」との声が多数上がっているのだとか。
そんなN高のプログラミング教育がNeppsに完全に受け継がれているのです。
未経験の子供には
- スクラッチというプログラミングの基礎を学べるゲームプログラミング
- タイピング練習
経験者には
- アプリ制作
- ゲーム制作
- 3Dモデリング
これらを学びながら、プログラミングだけを学ぶのではなく将来に繋げる技術を習得していく事を目的としています。
対象年齢
小学4年生~中学3年生
中学生が通えるプログラミングスクール28校
学習コース
- プログラミング入門コース
- 実践プログラミングコース
- ゲームプログラミングコース
- ロボットプログラミング
- 3Dモデリングコース
1. プログラミング入門コース
スクラッチを使ってゲーム制作しながらプログラミングの基礎を身に着けます
このスクラッチという無料ツールを使ったプログラミング教室は非常に増えており、ネップスだけでなく意外とどこでも受講できるというのが率直な感想です。
ただそれだけではなく
- タイピング
- プログラムの書き方・構成
も一緒に学んでいきますので、他のプログラミング教室とは違い、プログラミングの基礎の基礎を学ぶ、そんなコースとなります。
2. 実践プログラミングコース
ここではアプリ開発やWEBサイト構築、機械学習に必要な言語
- Swift
- Html
- css
- JavaScript
- Python
を学びます。
更にコンテストに挑戦するための競技プログラミングも学びます。
このような大会に出場する機会は、人が成長するチャンスでもあります。
このコースは、他のプログラミング教室でも取り扱っているスクールは少なく、かなりレベルの高い先生や環境が整っている証拠でもあります。
3. ゲームプログラミングコース
- Unity
- C#
を使って、2D、3Dゲームを作ります。
unityは子供向けプログラミング教室では難易度の高い言語として扱われており、初心者では少し難しいコースとなります。
しかし、unityでゲーム作成する事でプログラミング技術は格段に上がりますので、ゲーム好きな子供でしたらunityを使ったコースはおすすめ。
4. ロボットプログラミング
レゴでロボットを作るコース。
使用するレゴは「レゴマインドストーム」
レゴプログラミング教材の中でも一番難しいレベルのレゴです。
プログラミング教材のレゴは4種類あります!
レゴマインドストームは、大学の研究でも使われるぐらいに難しい教材ですが、プログラミング技術を学ぶのに一番最適な教材でもあります。
5. 3Dモデリングコース
- Tinkercad
- Blender
を用いた3Dモデリングを学びます。
このコースはプログラミングをがっつり学ぶというよりは、物事を多方面から見て設計していくいわゆるアートをテーマにしたコース。
息子も過去にこのコースを他のプログラミング教室で体験したことがあります!
作ったのはコップでしたが、プログラミングを何年もやっている子供だと物足りないようです。
- 絵を書くのが好き
- デザイン系に進みたい
- 将来はアニメーションに携わりたい!
という子供だとおすすめ!
学べるプログラミング言語
- JavaScript
- Html
- css
- Swift
- Kotlin
- C#
- unity
- Python
Neppsの料金
全て税込み価格で表示します。
入会金
11,000円
※体験授業から1週間以内の入会申込で入会金無料!
月謝
各コース料金は同じで14,300円~
月謝 | |
---|---|
隔週 | 14,300円 |
週1回 | 22,000円 |
週2回 | 44,000円 |
週3回 | 66,000円 |
週4回 | 88,000円 |
どのコースでも月謝は同じです。
教材費
ロボットコースのみ「レゴマインドストーム」を別途購入。
レゴマインドストームの値段は約6万円です。
その他かかる費用
パソコンレンタル料金が2,200~4,400円かかりますが、自分のパソコンを持ち込むと無料になります。
パソコンは何でもいい訳ではなく、指定条件があるので要確認!
Neppsの授業時間・回数
1回の授業時間
90分
月の授業回数
隔週~週4日まで選べます。
Neppsの開催場所
- 東京(代々木)
- 神奈川(横浜)
- 埼玉(大宮)
のみ
Neppsの口コミ・評価
ネップスの口コミや評判を調べてもまだ出てきませんでした。
開校が間もないということもあり、まだ評価が少ないのかもしれません。
ただ悪い評判は聞かないのと、個人的にカリキュラムや教材・内容を見た所かなり充実している内容だと思います。
うちの息子は今まで2カ所のプログラミング教室を経験していますが、
一つ目のスクールはここまでコースが充実していなかった上に、先生がプログラマーではなく現役ITに詳しい大学生ばかりで、教え方や内容に少し不満がありました。
また、息子は今のプログラミングスクールに移るまで3年半同じプログラミングスクールにいたのですが、先生たちの質やカリキュラムがない、という会社の方針からか
- 成長した
- 全然前に進めていない、むしろ後退した
ということが多々あり、成長にかなり波がありました。
なのでネップスのようにしっかりとしたカリキュラムや内容の濃いコースはかなり魅力的だと、個人的には検証します!
Neppsのメリット・デメリットまとめ
デメリット
月謝が少し高いかなと感じます。
今、うちの息子が通っているプログラミングスクールが月額23,000円ぐらいですが、これはプログラミング教室の中では高い方です。
月額1万円程で通えるプログラミング教室もたくさん出てきているので、週に1回通ったとすると、月に22,000円程は高額なプログラミング教室の部類に入ると思います。
メリット
学べる内容が他のプログラミング教室と比べてレベルが高いこと。
本格的なプログラミングが学べるので、将来的に考えると月謝の高さも納得かもしれません。
Neppsは無料体験できる?
ネップスでは無料体験ができます。
まずは
- どんな内容なのか
- 子供が嫌がらずにやれるか
- 先生はどんな感じなのか
- 教室の雰囲気は?
などなど、一度体験してチェックしてみましょう。
その上で子供のプログラミング学習にかかる費用も踏まえて検討するといいですね。
まとめ
今息子はアプリ開発かunityを使ったゲームプログラミングができるスクールに通っています。
かなりレベルが高く、講師の先生たちも親身に教えて下さり、少しずつ上達を感じていますが、やはりレベルの高い環境は大切だなと感じます。
周りの子供達もやる気で溢れているので、どうやら我が子もそれにつられて(笑)やる気満々でいつもミッションをこなしているそうです。
ネップスでのレベルの高いコースやプログラマーの先生達、子供の成長に繋がる最強の環境で子供の未来を羽ばたかせてあげるのも親の仕事かもしれません。
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