プログラミング5年目は、とうとうアプリ開発に入りました。
とは言え、順調に進めたわけではなく、コロナでオンライン授業でのスタートとなった5年目。
初めてのオンライン授業はどうだったのか。
アプリ開発は進めたのか、など息子の成長記録と共に記載しています。
プログラミング5年目の観察日記
息子がプログラミングを始めて、5年目に入りました。
5年目もバタバタだったので話は長いです(笑)
息子のプログラミング1年目の観察日記↓↓
プログラミング2年目の観察日記↓↓
プログラミング3年目の観察日記↓↓
プログラミング4年目の観察日記↓↓
5年目突入はコロナでスクール休校
この時、2020年。
まさにコロナ真っ只中の時期です。
プログラミング5年目で小学3年生になっていた息子ですが、2020年3月から学校が休校に入ったのと同時に、プログラミングスクールも休講となりました。
うろ覚えなのですが、確か3月と4月はまるまる休講で、5月からオンライン授業が始まったと記憶しています。

4月もオンラインだったかもしれません。すみません記憶が…
プログラミングスクールが休講の間、スクール開発の独自ツール「QUREO」で誰がどこまで進めるかのミニコンテストが、スクール内でありました。
QUREOとは?
プログラミング5年目に入った息子は、学校が休みだっただけではなく、他の習い事も全て休みだった上に、国の政策では外で遊んではいけない決まりになっていたため、とにかく暇でした。
そんな時に開催されたコンテストだったので、時間だけは余っていた息子は早速参加することに。
でもこれが、思わぬ苦痛を息子に与えます。
スクールが提供しているキュレオを先生なしで一人で進めてみたら、途中までは問題なくサクサク進めることができました。

それまで、スクラッチでゲームプログラミングをしていたので難なくこなせたようです。
それが、ある時点で急につまづきました。
それが「関数」です。
「ママ、関数って何?」
と聞かれましたが、なんのことやら。
私は、関数などというものは記憶にございません。
「どうしよう…全くわからない」
と息子が言うので
「ママも教えてあげられないから、キュレオを進めるのはここまでにしよっか」
と言いましたが、それは嫌だと言います。
周りにプログラミングができる人がいないので、誰にも聞けません。
先生に聞きたくても、スクールは休講なので聞けません。
少し悩んだ挙句、急に息子のスイッチが入りました。
「絶対クリアしてやるっ!!!」
その後、どうやって関数をクリアしたのか分かりません(私は一切ノータッチです)
数週間かけて、ほぼほぼクリアすることができました。
しかし、クリアするために毎日毎日パソコンにかじりついていた息子。
確か約1ヶ月、1日5、6時間はプログラミングをしていたと思います。
無事コンテストも終わり、そこそこの成績を取れて満足した息子でしたが、すっかり疲れ果ててしまいました。
「当分パソコンも触りたくない」
と、完全放心状態になった息子は、急に頭痛を訴えてきました。

もしかしてコロナになったんじゃ…
と、誰にも会っていないからコロナにかかる心配はなかったはずなのに、心配になった私は小児科に連れて行きました。
- 熱もない
- 喉も赤くない
- 咳も出ていない
- 食欲もある
という状態の息子を見て病院の先生は
「もしかして毎日ゲームしてた?」
と聞いてきました。
「家にはゲームが一切ないのでやっていません」
と私が伝えると
「かなり肩が凝っているから前かがみの姿勢をずっとしてたでしょ。ゲームじゃないなら、なんだろな。何かずっと同じ体勢でいたことない?」
と聞かれたので
「ずっとプログラミングをしていました」
と答えました。
先生「それだ!! お母さんちゃんと途中で休憩取らせてた?」
私「取らせてないです…」
先生「だめだよ。1時間に1回は背伸びするとか体を動かして休憩取らせなきゃ」
先生「頭痛は肩こりからきたものだと思うよ。このコロナの時期に同じような症状を訴える子が多くてそのほとんどがゲームのやりすぎ。プログラミングもゲームと同じで、同じ姿勢で前かがみになってやるから気をつけてね」
と病院の先生に言われてしまいました。
どうやら、コロナで学校休校の時にゲームばかりする子供が急増したのだとか。
その子たちが体の不調を訴え、頭痛や肩こりに悩まされているとのこと。
そして、プログラミングといえども、やることはゲームと同じ。
だから取り組む姿勢に気を付けないと、子供でも頭痛や腰痛、肩こりの症状が出るそうです(>_<)
約1か月間コンテストのために頑張ってプログラミングをしていたこともあり、当分はプログラミングはお休みすることに。
そうこうしているうちに、確か5月からだったと思うのですが
オンライン授業を始めます!
とプログラミング教室から連絡がありました。
初の Zoom オンライン授業開始!
初めてZOOMを使い、オンライン授業に挑みました。
ズームのインストール方法や使い方は、スクールからマニュアルがメールで届きました。

ZOOMなんて使ったことがなかった私達親子でしたが、四苦八苦しながらなんとかインストールできました!(笑)
そして初めてのズームオンライン授業!
とにかくビックリしました。
普通に授業受けているみたいに、パソコンの中には先生がいて(実際にはいませんが)まるですぐそこにいる感覚。

声もちゃんと聞こえる!!
レッスン時間は2時間。
ズームを使って、息子のパソコンの画面を先生と共有します。
先生のチェックの元、カリキュラムを進めていく形です。
実は私、レッスンを丸々2時間見るのは、初めてでした。
プログラミングスクールのカリキュラムはとてもわかりやすく、ある程度知識のある子なら一人でも進められるようになっていることも知りました。
息子は、その日のカリキュラムを最初の1時間で終わらせてしまいました。
息子に聞くと、いつもそうなんだそうです。
「じゃあ、残りの時間何するの?」
と聞くと、オリジナル開発をするのだそうです。
とはいえオリジナル開発が苦手な息子。
いつもここでつまずくそうです。

何作ればいいかわからない…
これでいつも時間を使ってしまうのだとか。
途中、10分休憩があります。
残り10分前ぐらいになると、その日授業で行ったことを全て提出です。
さらに残りの10分ほどは、タイピングでした。
びっくりしたのが、2時間の授業なんてあっという間だったということです。
やること全てが初めてのことで、ゲーム感覚でプログラミングを学べるので、とても楽しいなと親ながらに思いました。
またオリジナル開発は自由に作っていいというコンセプトなので、何を作るかはとても迷うものの、決めてしまえばさくさく進め、作った作品を先生と遊ぶこともできます。
息子がプログラミングを始めてから他の子供達も見てきた中で、途中休憩を挟むものの2時間という授業時間を皆集中してやれるのも納得です。
またオンラインといえども、先生との距離を遠く感じることもなく、会話も普通に出来てかつ学習もちゃんと出来るので、これは素晴らしいツールだなと感じました。
プログラミング教室にわざわざ行かなくてもいいので、交通費もかかりません(笑)
なんならずっとオンラインでもいいかな?と思いましたが、うちには様々な弊害も起きました。
オンラインで wi-fi 切れる!?
2時間授業のうち、残り30分前ぐらいになると、いつもズームが途切れました。
明らかに wi-fi が原因だと思うのですが、最初は普通にズームが使えて、途中ズームが固まってしまう形です。
ただ wi-fi が原因の場合、他のスマホやパソコンも電波が悪くなるはずなのですが、息子が使っているMac以外の電子機器には全く問題がありませんでした。
- Zoomで画面共有していることが重い
- パソコンに色々と保存しすぎ
これらが原因で、途中切れるのではないかという案もありました。
でもそうすると、他の子供達も途中ズームが使えなくなる事例が発生しているはずです。
先生曰く、そんな子は一人もいなかったそうです。
では、うちが使っていたパソコンに問題があったのか?という点では
スクールが指定しているパソコン(Mac8GB)を使っていたので、先生もパソコンのスペックは問題ないと言っていました。
そこで私のパソコンで授業を受けてみることに。
すると、2時間問題なく授業が受けれました。
でも
- 息子のパソコンはMac
- 私は Windows
ということもあり、息子はかなり使いづらかったようです。
そしてオンライン授業でのデメリットが、もう一つありました。
それが先生に放置される時間が意外とあること。
オンライン授業では先生に放置される時間が長い?
オンライン授業では、一人の先生が2〜3人の子供を担当します。
授業の初めは、全員が同じルームに入って一度挨拶をするのですが、その後授業が進むと、それぞれひとりひとり先生とやり取りする形でした。
うちは、いつもカリキュラム自体はサクサク進めるので、先生も安心してくださっていたようで
「順調にこなしてるから、先生助かるよ」
といつも言われていました。
なので結構な時間、先生がルームにいませんでした(笑)
とは言え、息子も天才ではないので、分からないことも出てきます。
ズームでは、ヘルプボタン押すと先生を呼ぶことができます。
分からないことを聞きたくてヘルプボタンを押しても、先生がすぐ来てくれないことも多かったようです。
教室の場合だと、先生が近くにいるので、呼んですぐ来てくれなくても安心感があるのではないかな?と思います。
それがオンラインレッスンという、自分以外の状況が一切見えない状態で、先生を呼んでもなかなか来てくれないと、
- そもそもズームがおかしいのかな?
- 先生、僕のこと忘れてるのかな?
と少し不安になるようでした。
ただ最初のうちは、問題なくカリキュラムもこなせていたので、その点については息子もそこまで不安はなかったようです。
うちの場合は
- ズームが途中で途切れる
- 聞きたい時に先生がそばにいない
という2点で、オンラインレッスンをとても嫌がっていました。
やっと教室再開!
2ヶ月のオンラインレッスンを経て、緊急事態宣言もあけ、コロナ感染者数もだいぶ減ってきたことからプログラミング教室も再開しました。
息子曰く
「やっぱり直接先生に教えてもらった方が分かりやすい!&楽しい♪」
らしいです^^
オンライン授業は、コロナによって活発化された手法で、元々教室から家が遠くて通えなかった子や、他の習い事で忙しい子は、とても有効な学び方だと思います。
実際に受けてみた感想としては
うちの場合は直接教室に通って授業を受けたほうがいい
というのが率直な感想です。
6月以降から年末までは、教室が普通に開講されていました。
テックキッズスクールは、その後もオンライン授業を定着化させたようです!
スクールに通う場合は、毎回
- 検温
- 消毒
を徹底してくれて、私達親子も電車の中では、
- なるべく人に近寄らない
- 手洗いを徹底
- マスク完備
で一度もコロナにかかることなく、半年ほど教室に通いました。
「やっぱり先生に直接教えてもらうのって、いいなぁ♪」
と息子。
先生がそばにいるだけで、安心感があるようです(笑)
また、分からない事もすぐ聞けるし、直接聞くとすんなり理解できるとのこと。
プログラミングを学ぶ意欲もわいていたので、通う価値はありました。
しかし、またまた世の中のコロナ状況が一変。
一気に感染者数が増えてしまったんですね。
再びオンライン授業に逆戻り!
そうしてまたまたオンライン授業に逆戻り。
確か2021年1月にオンライン授業に戻ったと記憶しています。
このタイミングで、息子はとうとう念願のアプリ開発に進む時だったんです。
初めてのアプリ開発で、それをオンラインで教えてもらうのは嫌だ、と息子は言いました。
プログラミングスクール側も、オンライン授業中は休みたい人は休んでいいとのおふれを出してくれていました。
そうはいっても、コロナがいつ修復するか分かりません。
もうこれは、オンライン授業を受けるしかないと思いました。
なので、息子をうまくなだめながら、初めてのアプリ開発をオンライン授業で受けることにしました。
最初は不安でいっぱいだった息子でしたが、なんとカリキュラムがめちゃくちゃ分かりやすい!!!
今までのプログラミングとは違って、英数字がずらりと並ぶ教材。
最初見た時息子は
「うわっ、こんなん俺無理」
と拒絶してしまいましたが、カリキュラムの進め方が
- 動画
- 文字
の両方なので、とても分かりやすかったらしく、なんとか進めることが出来ました。
私自身、そのカリキュラムを見た時は
「凄い!!!」
の一言です。

これは子供でもできる!!!
いやほんと、このカリキュラムを作った人天才!と思いました。
とは言え、最初からスムーズに進めたわけではありません。
進めることができない箇所も結構あり、ZOOMの「ヘルプボタン」で先生を呼びまくっていました(笑)
理解できるようになってからは、問題なく進めるようになりましたが、やっぱりうちはオンライン授業は向いてなかったんですね。
それが
- またまたZOOM切れる
- 先生を呼んでも来ない
でした…。
オンライン授業が大嫌いになった息子
2020年春にオンライン授業を始めて受けた時、うちだけZOOMが途切れるという事件が多発していました。
1回どころか、毎回切れる。
その原因が不明で、結局解決しないまま教室が再開した、という状況でした。
そして、2回目のオンライン授業。
またもやZOOM、固まりました(笑)
なんでしょうか、これは呪われているのでしょうか。。。
前回は私のパソコンを使ったり、何とか対応したものの、今回はアプリ開発なのでWindowsでは出来ません。
1時間ぐらいZOOMが繋がらなかったことがあり、先生から直接うちに電話がありました(笑)
原因が本当に分からなくて、毎回運が良ければ2時間ZOOMが繋がっている、という状態。
更に、初めてのアプリ開発で先生に聞きたいことがいっぱいあったのに、先生を呼んでも中々自分のルームに入ってこない、ということがたまにあり、それも息子にとってはストレスだったようです。

30分ぐらい先生が来なかったことがありました(笑)
先生曰く、同じアプリ開発をしている子が途中つまづいてしまい、かかりきりになっていたとのこと。
そして息子に関しては問題なく進めているので、大丈夫かと思ったこと。
やっぱりうちは、オンライン授業向いていないようです(笑)
すると、2021年2月から希望者のみ教室開催にするとのメールがきました。
息子に聞くと

通う!!!
とのことで、私達親子は電車で通うことに。
この教室再開、希望する親がとっても多かったそうです。
ZOOMが固まるのはうちだけ、と先生は言っていましたが、それ以外で色々と不備を抱えている家庭は多かったのかも。
そして、直接先生に教えてもらえるようになった息子。
「やっぱり、直接聞くとマジで分かりやすい。疑問だったことが一発で解決した!」
だそうです。
どうやら、人見知りの息子はZOOMではうまく質問もできなかったみたい。
教室で先生とどんな会話をしているのか、かなり気になります(笑)
そこから当面は、
- 希望者のみ教室に通い
- オンライン授業も継続
という方針でした。
プログラミングスクールにとっても、そして私達通塾者にとっても、「学ぶ」こと以外にたくさんの経験をした年が、プログラミング5年目でした。
一番習得できたのは
先生から直接教えてもらうことの楽しさ
だったかなと思います。
技術的成長としては、アプリ開発はまだ簡単なものをカリキュラム通りに作っているので、正直分かりません。
ただ、息子曰く
「最初はアプリ開発もチンプンカンプンだったけど、今は問題なくカリキュラムは進めているから、まぁ良かった」
とのことです。
プログラミング6年目は、オリジナル開発でどこまで作れるか、が鍵になるのかもしれません。
オンライン授業と通塾、どちらがおすすめ?
個人的見解になりますが
- 人見知り
- パソコンが苦手
- 始めてプログラミングを習う
- Wi-Fi環境が不安定
- 集中力がない
などの場合は、教室に通うことをおすすめします。
うちの息子がそうなのですが、人見知りがひどすぎて、オンラインで直接先生と向き合っているものの、聞きたい質問が聞けません。
でも先生と直接対面だと、聞きやすいのだそうです。

初めての先生とは、目も合わせられない息子です
また、パソコン自体が初めての場合は、教室に通うことでプログラミング以外のことも先生に聞きやすい。
Wi-Fi環境に関してはオンライン授業の場合、ZOOMというツールを使います。
これを使うために、Wi-Fiが必要です。
Wi-Fiが不安定だったり、無制限にしていない場合はオンライン授業は厳しいかも。
あと、これはうちの息子の例ですが、オンライン授業だと先生がいない時間が結構あります。
その間
「ねーママ、オレンジジュース持ってきて」
と、明らかに集中できていない時が多々ありました。
これも、子供の性格によると思います。
オンライン授業がおすすめの場合は、
- 教室が遠い
- 通学手段が電車の場合、コロナが不安
- 他の子供と一緒に学習したくない
- 月謝料金を少しでも安くしたい
通いたいプログラミングスクールが家の近くにない場合は、オンライン授業は素晴らしい学習方式だと思います。
また、今はまだコロナが収束していません。
私達親子は、コロナに一度もかからず何とか今まで通えましたが、やはり不安な人もいますよね。
スクールでは感染対策をばっちりしてくれていますが、それでも不安な人もいると思います。
それだけでなく、そもそも人と同じ空間にいるのが苦手な子もいると思います。
その場合は、オンライン授業がおススメです。
何より月謝料金が、オンライン授業の方が教室に通うよりも1万円程安いです。
これらを踏まえて選ぶといいのかなと思います。
ちなみにオンライン授業でも、本当に身につくのか、という点では、カリキュラムがしっかりしているので、問題なく進めるはずです。
うちの息子は、聞きたいことがオンラインでは聞けない体質なので(笑)教室がいいと言いますが、それも個人差があると思います!
うちが通っているプログラミングスクール↓↓
5年間通って観察日記を総まとめした記事はこちらから↓↓
まとめ
なんやかんやと、プログラミングスクールに通いだしてトータル5年が経ちました。
母としての率直な感想としては、あっという間だったなぁという感じです。
他の習い事に専念したいからプログラミングはやめたいといったことが1回だけあったので、私は素直に受け入れ、スクールに退会手続きまでしたものの、辞める最後の日に
「やっぱり続けたい」
となった息子。
プログラミングは楽しいみたいです^^
このまま続くといいな♪
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