息子は1年でレゴプログラミングを辞めました。
その理由を、息子の体験談から赤裸々に語ってみようと思います。
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幼児からプログラミングを始めようと思っている人、必見です!
レゴプログラミングを辞めた理由3つ!
年中の学年、4歳の4月からレゴプログラミングを始めた息子でしたが、一年でレゴプログラミングはやめました。
その理由は
- レゴプログラミングに飽きた
- レゴの購入が恐怖だった
- ゲームの方が興味があった
という親子の感情が入り混じった理由でした(笑)
なぜレゴプログラミングを辞めてしまったのかを、一つずつ詳しく解説していきます!
- レゴが向いていなかった
- 教室や先生が嫌だった
という理由でレゴプログラミングを辞めたわけではありません。
レゴプログラミングに飽きた
息子が4歳の年中さんの頃、当時は幼児が学べるプログラミング学習方法が、レゴプログラミングしかありませんでした。
今は幼児からでもゲームプログラミングができますが、当時はレゴしか選択がなかったため必然的にレゴプログラミングコースに入会。
とはいえ、レゴが大好きだったので、私達親子は抵抗もなくレゴプログラミングを楽しめていました。
しかしレゴプログラミングでは、マニュアルはあるものの作れる種類が少なく、同じものを何回も作るということが発生していました。
同じことを何回もする、というのは学習方法としては間違っていないと思いますが、子供が相手だと子供は飽きてしまう現象にあるように思います。
案の定息子は、スクールの帰り道
「ママ、今日も前作ったやつを作ったんだよ。もっと他の作りたいな」
と言っていました。
だんだんレゴプログラミングに飽きてきた息子は、同じ部屋でゲームを作っているお兄ちゃん達がとても羨ましかったようです。
しかし、年中の歳ではゲームプログラミングは受講できないことになっていました。
というよりか、その当時は年長でもゲームプログラミングは不可能だったんです。
それをスクールの先生に相談したところ、
「レゴプログラミングで基礎は身についているから、年長さんからゲームプログラミングに移行してもいいですよ」
との承諾を得ました。
息子は喜び、年長になった4月にゲームプログラミングに移行しました。
なので年中さんの一年間でレゴプログラミングはやめたのです。
とはいえ最初から完全に辞めたわけではなく、やっぱりレゴが好きだったみたいなので当面
- レゴプログラミング
- ゲームプログラミング
を並行して学んでいました。
でもゲームプログラミングを始めると、楽しくて仕方なかったみたいで、すぐにレゴプログラミングはやめました。
レゴの購入が恐怖だった
息子本人の意思でゲームプログラミングに移行しましたが、実は私自身ちょっと助かったなという面もあったのです。
というのも、レゴプログラミングはレゴを使うからなのかもしれませんが、ゲームプログラミングよりもレゴプログラミングの方が月謝が少し高い状況でした。
レゴプログラミングは初心者クラスだと、レゴは無料で使わせてもらえます。
そのレンタル料なのか、元々ゲームプログラミングより高いうえに、レベルが上がって次のクラスに進むと、レゴマインドストームシリーズの購入が必須となっていました。
レゴマインドストームシリーズは、価格で約6万前後します。
いずれ、それを買わなくてはならないということに、私自身かなり抵抗がありました。
というのも、
- 息子がどこまで続くのか
- 途中でもし辞めたいとなったら
という思いから、高いお金を出して買ったレゴが全て無駄になってしまうのではないか。
家にもレゴシリーズがたくさんあるのにな…
また当時から、ゲームプログラミングは子供達にかなり人気でした。
息子はこっちに行くかもなぁという思いも実はあったので、レゴプログラミングは長くはやらないかも?と言う確信が少しありました。
なので正直、ゲームプログラミングに移行してくれて助かったと思っています(^_^;)
私にとって、レゴマインドストームの購入は恐怖でした(笑)
ゲームの方が興味があった
レゴが大好きだった息子。
それと同時にゲームも大好きだったんですね。
公園に行くと、ゲームをしている小学生のお兄ちゃん達必ずいますよね。
そんな知らないお兄ちゃん達のもとに近寄って、ゲームを覗いていた息子。
思い返せばレゴは好きだったけど、それ以上にゲームの方が好きだったように思います。
もし、4歳の時点でゲームプログラミングかレゴプログラミングか選べたとしたら、多分最初からゲームプログラミングを選んでいたと思います。
今でこそ幼児でも学べるプログラミング学習方法の選択肢が増えましたが、息子がプログラミングを始めた時は、そもそも選べるプログラミング教室もほとんどありませんでした。
選択肢が増えた時に、必然と好きな方を選んだのでレゴプログラミングを辞めた、という訳です。
レゴプログラミングはおすすめじゃない?
辞めた理由を次から次へと述べた私ですが、ではレゴプログラミングはおすすめじゃないのか?という点についてお伝えします。
そもそもプログラミングとは、コンピューターに指示を出すことを言います。
コンピューターに指示を出し、その先にあるもの、
- ロボット
- ゲームのキャラクター
を動かします。
現実社会で言うと、日常社会のほとんどのものがプログラミングされています。
例えば
- エレベーターやエスカレーター
- 自動ドア
- 駅の改札口
- 電車や飛行機
- 家電製品
- レジ
他にもたくさんありますが、全てプログラミングされて稼働しているものばかりです。
目的によってプログラミング方法も異なります。
それがいわゆるプログラミング言語と呼ばれるものです。
- ロボットを作るためには、ロボット専用のプログラミング言語
- ゲームを作るためには、ゲーム専用のプログラミング言語
このように分かれてはいるものの【プログラミングの基礎】である、根本的な考え方は全て同じです。
なので、子供がプログラミング学習を始める時、レゴプログラミングからスタートしようが、ゲームプログラミングからスタートしようが、実はどれでもいいんです。
何が違うかと言うと、プログラミングをしたその先に動かすものが
- レゴプログラミング→ロボット
- ゲームプログラミング→ゲーム内のキャラクターやアイテムなど
実際に手で触れるものなのか、画面上の中だけのものなのかの違いになります。
レゴは
- 実際に動く様子を目の前で見れる
- リアル感がある
- 何が間違っているのかを、目で見て確認できる
という点から、年齢が低い時にプログラミング学習をするには最適な方法です。
ゲームの場合は、画面の中の実在しないものを動かします。
ゲームが得意な子供だとそれでも充分理解できると思いますが、初めての子だともしかするとプログラミングの設計が最初は中々理解できないかもしれません。
結論としてレゴプログラミングがおすすめじゃないというのではなく、幼児などの低年齢からプログラミングを始める場合は、レゴプログラミングがおすすめだということです。
近年、ロボット教室がぐっと増えましたよね。
それも、低年齢から始めやすく、初心者が学びやすいからという理由にあると思います。
ただ先ほどもお伝えしましたが、子供が好きな方法、続けられる方法なら何でも大丈夫です。
レゴプログラミングは1年で辞めましたが、ゲームプログラミングは約3年半。
その後、スクールを変えて独自のツールで学習し、今はアプリ開発中です。
嬉しいのは、途中一回も辞めずにここまで来たこと。
きっとレゴプログラミングから始めた事も役に立っていると思います!
5年間通って観察日記を総まとめした記事はこちらから↓↓
まとめ
レゴは、そもそも知能を上げる知育玩具として世界中で注目を集めているおもちゃ。
息子の周りのお友達も、ほとんどの子がレゴを持っていて、幼児の頃はレゴに夢中でした。
でも、小学校に上がってから、いまだにレゴで遊んでいるお友達は、ほとんどいなくなりました。
レゴは幼児にはおススメですが、年齢が上がると他にも興味が出てくるものがあるので、子供本人が飽きてしまう傾向にあるようです。
プログラミングを始める年齢にもよりますが、幼児の場合だとレゴプログラミングはおすすめですが、小学生ぐらいになるとゲームプログラミングから始めたほうが、興味の示し方が違うと思います。
どれがいいかは色々体験にみて行ってみて、子供が一番楽しく、そしてどれだけ集中してやれているかでスタートするといいです^^
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