息子が4歳でレゴプログラミングを始めた時から、半年間経過した様子を執筆しました。
半年も習えば、さぞかし成長している?
レゴ特有の集中力は身についたのか。
それとも、何も成長していないのか。
その様子を紹介しています。
レゴプログラミングを始めて半年経った息子の観察日記
年中の学年、4歳の春にレゴプログラミングを始めた息子。
最初はそれはそれは楽しく学んでいました。
学んでいました、と言っても、レゴで作った作品を動かすのだから、子供にとっては遊びみたいなものです(笑)
とにかく楽しかったみたいで、毎週ウッキウキで電車に乗って通っていました。
・・・でも。
半年程経った頃ですかね。
いつもレッスンが終わったら、教室の中に親が入り、その日作った作品を見せてもらうんです。
ある時、レッスンが終わって中に入ると、
ただのレゴで作られた何か
が息子の目の前にありました。
???
あれ? モーターは?
あれれ? パソコンは?
目の前にはパソコンもなければ、レゴの中にモーターが繋がれていません。
どういうこと? 90分何してたの?
今日はやる気が出なかったから、レゴ遊びだけしてた
と息子が言うのです。
いや・・・。
レゴ遊びなら、家でもたっくさん出来るでしょうよ。
家にどれだけのレゴシリーズが、あなたの帰りを待ち構えていると思っているの?
ここは、作ったレゴを動かす所だよ?
う~ん、でもぉ…今日はこれでいいんだもんっ!
え?先生は一体何をしていたの???
と思い、先生に
「うちの子、何も作れていないんですが…」
と質問すると
「息子君、今日はやる気がなかったみたいなので、レゴづくりだけしました」
・・・え???
いやいやいや。
いやいやいやいや。。。
先生へのコメントは後で執筆するとして、まずは息子。
どうやら、毎週毎週決められたものを作るのが嫌になったようです。
自分で好きなものを作りたい!!!
その思いから、先生には
「今日はやりたくない」
と言ったらしく。
ん~もしかすると、レゴはもう飽きてしまったのかな?
すると、息子はこう言いました。
「僕、ゲーム作ってみたいんだ」
と。
ロボットを作るコースとゲームを作るコースは、同じ部屋で作業するスクールだったので、、お兄ちゃんたちがゲームを作っているのを横目で見ていたようで。
集中してくださいな 笑
そこで先生に
「ゲームプログラミングに移行できますか?」
と相談しましたが、幼児は無理だと当時は言われてしまいました。
なので、
「レゴ、もう辞める?」
と聞くと
「辞めない」
と答える。
今日はやりたくなかっただけで、辞めたい訳ではない模様。
難しいお年頃。年中さんだもんね。
でも、、、
「今日だけはやりたくない」が通用するような月謝料金ではありません。
私としては、通う分はしっかりとやってもらいたい。
5歳児の息子と話し合い(と言っても質問形式)レゴ自体は楽しいから続けたいとのこと。
あと、私達親子は電車通学していたのですが、それが息子的には意外と楽しかったみたいです。
私は、息子が帰りの電車で座れなくてぐずったりとか、ホームで走り回るのを怒るのとか、それが意外と負担だったのですが(笑)本人は逆に楽しいらしく。
だって僕、抱っこされるだけだもん♪
なので、まだ当分頑張ろうかということになり、プログラミング教室自体は通うことにしました。
やる気の視点で見てみると、レゴプログラミングを始めて半年ぐらいの時は、ちょっとモチベーションが落ちていると感じました。
では成長はどうだったのか。
レゴで何かを作ることにより、創造力が養われていたように思います(多分…)
集中力はかなり身についたと思います。
レゴを作り出すと、1時間以上一人で黙々と作業していたりすることもありました。
但し、全てにおいて集中力が身についたかというとそうではなく…。
好きな事だけ黙々と作業できる、という感じです。
この時点で5歳でだったので、他の子よりも頭がいいのかどうかを比べるテストなどがなく、知能的に上がっているのかどうかは未明です。
お友達と一緒に公園で遊んでいる時でも、男の子なので走りまわって戦いごっこをしたりとか、普通の子供でした。
論理的思考?
う~ん、、、話す内容はチンプンカンプンの事も多く、でもまだ5歳だし。
そんな風に私自身も受け止めていた感じです。
なので、特別これがずば抜けたよ!というのは、レゴプログラミングを始めて半年では分からないというのが本音です。
さてさて、レゴプログラミング1年後は一体どうなっているかな???
レゴプログラミング1年後の息子の観察日記!
レゴプログラミングって実際どうなの?子供に必要?
レゴが大好きな息子でしたが、
「半年ほどでモチベーションが下がるというのは、もしかするとレゴプログラミングが向いていなかったのかな?」
と私は考えました。
でもこれ、実は息子に限ったことではなかったんです。
息子の知り合いで小学高学年の男の子が、レゴを使った他のプログラミング教室に通い始めました。
元々レゴは幼少の頃から遊んでいたのと、プログラミングに強い興味を持っていたその親子は、毎回毎回同じようなものを作るレッスン内容に段々飽きてしまいました。
数ヶ月経って
「月謝も高いのに、何が成長しているか分からないから、辞める」
と辞めてしまいました。
その後、プログラミングスクールには入っていません。
ではその子が今学力が低いかと言うと、それはありません。
となると、レゴプログラミングは子供に本当に必要なのか、というと個人的には絶対に必要ではないと思います。
2020年に開催されたプログラミングコンテストでは、最終審査に残った子供たち全員がゲーム開発やアプリ開発でした。
プログラミングを始めて1年の子も多く、最初からゲーム開発のプログラミングをしている子もたくさんいました。
なので、小学生からプログラミングを始める場合、レゴでプログラミングをする経緯は別に必要ではないと思いました。
但し、幼児からプログラミングをする場合、ゲームプログラミングをさせてもらえるスクールが限られてきます。
幼児だと、レゴの方が取り組みやすいので、幼児からプログラミングに触れさせたいな、という場合にはレゴプログラミングがおすすめです。
個人的見解ですが
- 幼児からプログラミングを始める⇒レゴプログラミング
- 小学生からプログラミングを始める⇒ゲームプログラミング
という概念でいいと思います。
ロボットを作るのが大好きな子は、何歳からでもレゴプログラミングがおすすめ!
レゴプログラミングを小学高学年でも続けている子の多くは、理数系の子が多いように思います。
レゴプログラミングは、ロボットを作るロボットプログラミングです。
ロボットを作るのは、ゲームを作るよりも難しく、ただ単にプログラミング技術を持っているだけでは継続は厳しいと思います。
何となくなのですが、レゴプログラミングの場合は、
- とことんのめりこむ性格
- モノづくりが大好き
- 完全理数系
の子供でないと、どっぷりはまるのは難しいのかな? と思いました。
ではレゴプログラミングなんて、ある一定の子供じゃないとやっても意味がないんじゃ?
と思ってしまいますが、個人的には
という意識が一番いいかなと思います。
レゴプログラミングで得られるのは、プログラミングの基礎技術。
こちらの記事でも紹介していますが、レゴそのものが知育玩具として世界中でも話題になっています。
5年間通って観察日記を総まとめした記事はこちらから↓↓
まとめ
改めて、息子のプログラミング半年目を振り返ると、
「いやそうは言ってもまだ年中さんだし…」
と言い訳をつけないといけない部分もあります(笑)
保育園でももがき、お友達ともめてもがき、いろんなことにもがいて、そして成長する。
レゴプログラミングでも、もがいていた時代が半年目だったのかもしれません。
コメント