近年自立できない子供が増えています。
その原因と特徴を、自分の子供の体験談からお伝えします。
更に、自立ができるようになった方法も紹介!
自立する理想の子供自立年齢や、親として取り組むことなど掲載しています。
実は増えている!自立できない子供の特徴とは?
- お金は親が出して当たり前だと思っている
- 親に対しての感謝がない
- 全て人の責任にする
- 愚痴・不満ばかり言う
- 言い訳でごまかす
これは、私の息子が引きこもっていた時によくしていた行動です。
いや、引きこもる前から上記の前兆はありました。
まず、お金です。
親からお金をもらって生活するのは、子供であれば当たり前かもしれません。
しかし、そこに「感謝の気持ちがあるかどうか」
これで、自立ができるかどうかの見極めができます。
別にわざわざ「感謝しなさい」という必要はありません。
しかし、そのお金を稼ぐのに親がどれだけ大変な思いをして働いているのか、ここを理解させることは大切なことです。
次に何かあれば、全て誰かのせいにします。
「自分は悪くない」そう思いたいのです。
- 怒られたくない
- 責められたくない
- 同調してほしい
そんな思いが込められています。
自分の弱点や、間違ったことを指摘されると、言い訳は達者です。
時にその言い訳は、相手を丸め込んでしまうほどの説得力さえあります。
これが、中々自立できなかった息子の特徴でした。
では、こうなる原因は何があるのでしょうか。
これも私なりに検証した考えをお伝えします。
子供が自立できない原因
親に原因があると私は考えています。
引きこもりになると、行政や民間の専門施設に相談する人も多いと思います。
その時、必ずといっていいほどこう言われます。
「お母さんは悪くないですよ。お子さんは当たるところがないから、今はお母さんに当たっているだけですよ」と。
違います。
子供だって馬鹿じゃありません。
分かってるんです。
何が原因で自分が自立できないのかということを。
私は、長男には自分で何でもやりなさいと言っておきながら、次男には全部手を貸してしまっていました。
やる気や考える力を奪って育ててしまいました。
また、うちは母子家庭ということもあり、父親がいない事に罪悪感を感じていた私は、出来る限り、次男のやりたい事をやらせてきました。
「〇〇が必要」
と言われれば、お金もすぐに出していました。
これ、本当にダメです。
全てに手を貸す行為、これこそが子供をダメにします。
- 自分で考える力
- 自分で行動する力
- 自分で問題を解決する力
- 自分で何かを生み出す力
これらを全て排除してしまうのです。
私は次男に対して、全てに手を貸してしまいました。
親に頼るようになったのも、親が全部助けてきたからです。
子供からすると
「え? 今まで助けてきてくれたんだから、この先も助けてくれるでしょ?」
と思うのも仕方ありません。
だから、次男は一人で生きていく術が分からなくなった。
人とうまく付き合うこともできず、親に対する感謝も気持ちもなく、自立できなかった。
また、次男には変なところで厳しくもしました。
要領の悪い次男は、見ていてイライラしてしまい、怒りすぎたことも多々。
その為、人から否定されるのを非常に怯えていました。
全て私の責任です。
なぜそう言い切れるのか、というと長男は自分で人生を決めて、とても早い段階で家を出て自立した人生を歩んでいるからです。
長男には、全て自分でやるように育ててきました。
長男は自分で稼ぐ力を身につけ、自分で人生を決めて、自分の足で歩いていきました。
ここまで結果が違うと、自分の育て方に原因があるのが一目瞭然。
自立ができない、または遅いのは、全て育てた大人の責任だと、実感しています。
子供が自立する年齢はいつがベスト?
個人差があるので、一概に「何歳」という定義はありませんが、一般的には早いほうがいいと言われます。
小学生で自分の夢を決めて、中学生でその夢に向かって親元を離れ、努力する子供もいます。
中学生で目標を決める子供もいれば、高校になってから夢を見つけて、親元から羽ばたく子供もいます。
一番多いのが、大学に入って一人暮らしをするときですね。
そこで初めて、親のありがたみや生活の大変さを学び、一歩ずつ前に進むことで、自立していきます。
でも、私は年齢は気にしないでいいと思います。
自分から踏み出せるとき、その時が自立の第一歩です。
その時が来れるように、感謝や思いやり、問題解決能力を身につけさせてあげればいいと思います。
自立の年齢はいつがベストなのかは
その子自身が自分の意志で外に出ようとしたとき
でいいと思います。
何歳だっていい。
子供が自分の足で幸せを見つけてくれれば、それこそ親の幸せでもあります。
しっかりと地に足をつけて歩き出すまで、親ができることは優しく見守りつつ、人生の道しるべを作ってあげることです。
子供を自立させる方法16選
私自身が感じた子育てで、自立を促すのに最適なのは15通り。
- 親が無駄に手を貸さない
- 甘やかすと優しくするの違いを親が理解する
- そのうえで絶対に甘やかさない
- 何でも自分でやらせる(失敗してもいいから)
- 失敗した時に、なぜ失敗したのか一緒に解決する(怒らずに)
- 失敗しても怒らない
- 少しのことでも、褒めちぎる
- 子供の発言を否定しない
- 子供の話は最後まできちんと聞いて必ず感想を伝えてあげる
- 何でも子供本人に考えさせる
- 考えた事を親の前で発表させる
- 答えは間違っていても、考えた事を褒めちぎる
- 子供がやりたいことをやらせてあげる
- 子供がしでかしたことは、子供本人に責任をとらせる
- 愛情を存分に注ぐ
※あと一通りは後で。
今後は、無駄に手を貸さないで上げて下さい。
それは本人のためになりません。
また、失敗を絶対に責めないで上げて下さい。
自立の遅い子供ほど、自分に自信がありません。
少しのことでも責められると、更にからに閉じこもってしまいます。
大丈夫!の一言で安心します。
そこから、じゃあこうしようか、これならどうだろう、と一緒に考え提案する。
そのうち、本人の意見が出てきたら、そこを思いっきり褒めて、それを実行させてあげて下さい。
仮にその意見が間違っていても、絶対に否定しないで上げて下さい。
否定されるのが、一番傷つきます。
「子供のしでかしたことは、子供本人に責任をとらせる」
子供ならよくある話ですが、子供が悪いことをしたなら、子供に責任を取らせて謝らせましょう。
そして、どうしていけないのか、ここはしっかりと伝えきって下さい。
してはいけないことは、親しか教えてあげられません。
それを知らずに社会に出たら、苦労するのは子供です。
言い返されようが、うるせーと言われようが、伝えるのは親の役目です。
親がかばってしまうと、その後も「何かあれば親が助けてくれる」と考えます。
そうすると、全てにおいて人のせいにします。
- 失敗したのはママのせい
- うまくいかなかったのは友達のせい
そう言っている子ほど、いつまでも同じ失敗を繰り返します。
責め立てるのではなく、原因を作ったのは自分なんだという事を教えてあげましょう。
最後に、子供が何歳になっても、
- 大切な存在だよ
- いつまでも応援するから
等の愛情を込めた表現は、常に発してください。
小学生ぐらいなら、大好きだよの一言でいいですが、反抗期にその言葉は逆効果かもしれませんね。
私は
「あなたのことは見捨てないから。信じてるから」
と言い続けました。
その言葉、嬉しかったと後で次男に言われました。
言葉一つで人生は変わります。
自立を促す一番の方法は「愛情」であると、私は胸を張って言い切れます。
こちらも読んでもらえると、より理解してもらえるかもと思います。
そして、もし今ゲームはまっているのであれば、ゲームを作る方法を教えてあげて下さい。
やるんじゃなくて、創るんです。
それが16番目の自立を促す方法。
自立を促す近年の方法として、プログラミングを学ばせるといいと言われています。
頭をかなり使うので
- 原因は何か
- どうすればいいのか
を必ず身につけることができます。
すると自然に
- 自分で考えて
- 自分で行動して
- 自分で答えを出す
そんな人間に成長します。
これはプログラミング教育で得られる能力です。
これが、これからの社会、未来に必要だと言われている能力【非認知能力】です。
非認知能力を身につけると、自立を促す一歩になります。
その能力を身につける方法の一環として、プログラミングが重要視されているのです。
ゲームはやるのではなく作る側になろう!
これは勝手な憶測ですが、自立できない場合、家にいることが増えますよね。
うちの息子もそうだったんですが、どうしてもゲームばかりやってしまいます。
ゲームは、eスポーツという競技があるほど、知名度も上がってきたので、プロ並みのゲームの技があるなら【eスポーツ】に参加するのもありです。
ですが、あれ意外と難易度高めです(笑)
優勝者は東大出身だったり、凄腕の人ばかり集まっています。
そこで優勝出来たら、それこそ褒めに褒めまくり、その業界で生きていくのもありですが、そこそこ難しいかも。。。
それよりも、子供に【稼ぐ力】を身につけてあげませんか?
前アメリカ大統領のオバマ氏はこう語っています。
- ゲームを買うのではなく、作ってみよう
- アプリをダウンロードするだけでなく、創ってみよう
- スマホで遊ぶだけでなく、プログラムしてみよう
そして、こうも語っています。
プログラミングスキルを身につけることは、国の未来に貢献すること
そうなんです。
ゲームを作ること=プログラミングを学習する
ということになります。
これからの時代、プログラミングスキルは必須です。
プログラミングスキルがあれば
- ゲームが作れたり
- アプリが作れたり
そんな楽しいことが可能になります。
全ての子供ではないかもしれませんが、楽しく取り組める子供が多いです。
プログラミング学習こそ、非認知能力が育つスキルの一つです。
うちは息子にプログラミング学習を提供しました。
そこから、ITに関わる人たちの動画を見まくり、今では生活ががらりと変わり、たくさん本を読み勉強しています。
- 小学生・中学生なら、簡単なプログラミング学習から
- 高校生は少し難しめのプログラミング学習で
チャンスを与えてあげてほしいと思います。
注意してほしいのは、押し付けないこと。
「あなたのためを思って」とかは言わないでください。
出来れば、親がまずチャレンジしてみて、こんなの作れた!なんて楽しそうに子供に見せられると最高です。
絶対に食いついてきます(笑)
ただ、親から言われるとやりたくない、なんて場合もありますよね。
そんな場合、私は条件をつけました。
最後のチャンスとして、この教材に一度目を通してほしい、と。
すると、嫌々ながらも一応チャレンジはしてくれました。
しかし、その道に進むのは嫌だと言われました。
でも、その後の考え方や生活習慣が、ビックリするぐらい180度変わったのです。
そして、そこで知ったIT業界の人の動画を見まくり、参考にしつつ、プラス思考になりました。
私はそれだけでも成果があったと思っています。
プログラミングって、そんな力もあるんです。
是非子供にやらせてあげてほしいと思います。
ちなみに、三男は4歳のころからプログラミングを習ってきて、考え方がもはや私の思考回路を超えています。
問題解決能力も高く、自立がすでに始まっている感じもします。
もちろん、自分の夢は決まっています。
そして何より、長男・次男と違ったところは反抗期がとにかく早かったこと。
ビックリするぐらい、三男とは幼いころにぶつかりましたが(笑)自分の意志がはっきりしている証拠だと感じます。
個人的にプログラミングは絶賛おすすめです。
ゲームをするのではなく、創る。
これを目標にできるといいかなと思います。
プログラミング教室に通う、というのはいきなりは難しいと思うので、まずはオンラインから始められるように、何とかうまく誘導できると、子供だけでなく、親も一歩成長できると思います^^
オンラインプログラミングスクールはこちら↓
子供の年齢に合わせたプログラミングスクールはこちらでまとめています↓
後は、プログラミングキャンプなどのイベントもあるので、そちらで短期参加するのもありです。
実際に、
「学校には全く行かないけど、プログラミングキャンプだけはちゃんと参加して、その後も家でプログラミング学習を頑張っている」
なんて話もよく聞きます。
皆が同じ目標を持ってきているキャンプなので、仲間意識も高くなります。
泊りでの合宿などもあるので、一度参加してみると世界観が本当に変わります。
この記事は過去のイベントやキャンプの記事ですが、参考になるかもしれないので読んでみて下さい↓
まとめ
プログラミングなんて、本当に役に立つの?
そう思ったら是非一度、子供に体験させてあげて下さい。
※体験は無料です!
必ず、子供の希望になるはずです。
子供が自立できるかどうか、は親にかかっています。
親が感謝の気持ちと思いやり、お金の大切さを教えてあげれるといいと思います。
そうすれば、人とのコミュニケーションもうまくいきますし、仮にうまくいかなくても家族で支えてあげればいい。
そんな思いで子供と接してあげて下さいね。
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