子供はいつか大人になれば勝手に自立してくれると思っていませんか?
子供が自立するためには、親の協力も必要。
子供が大人になるまで、数々の体験を通して、子供自身も自立の道を歩んでいるのです。
自立とは、自分の足で立って歩くこと。
いわば独り立ちです。
独り立ちができるまでに、一番関わるのが親。
親の考え方、行動次第で自立できるのか、できないのかも決まります。
うちの3人の息子を見ながら、分かった成功談・失敗談も加えながら、自立を促すヒントを見つけたのでお伝えします。
子供の自立心の育て方は親次第という理由
私には3人の息子がいます。
- 長男は自立が順調
- 次男は自立するまでかなりの時間がかかった
- 三男は自立が一番早い
その理由を体験談から紹介します。
<ケース1>
長男は1人目という事もあり、それはそれは愛情を注いで育てました。
とは言え、何でも
自分でやりなさいっ!
とかなり厳しく育ててきました。
いつもママに怒られていた長男は
- 何をしたら怒られるか
- 何をしなければいけないか
を日々怒られる中、自分はどうしていけばいいのかを、自分自身で少しずつ身につける事が出来るようになりました。
長男は、年長ぐらいには
- 勉強
- 身の回りのこと
は、自分でやるようになっていました。
小学生に上がると、言われなくても自ら宿題をやっていました。
中学に入ると
- 勉強に関して、塾に行かなくても好成績
- スポーツも積極的に楽しんで取り組む
- 友達も多い
という、言わば学校のリーダー的存在になり、
「僕は人を助ける消防士になりたい!」
と言ってきました。
とにかく、人を助ける仕事に就きたいんだそうです。
偏差値もそこそこあったので、受験時には塾に行かなくても目指す高校の合格率は高かったのですが、本人自ら塾に行きたいと言ってきました。
塾なんか行かなくても大丈夫だよ?
と言っても、どうしても行きたいと言って引きません。
やっぱり受験となると不安だったようです。
なので、希望通り塾に行かせ、見事高校に合格。
高校では常に成績は上位にあり、卒業後そのまま就職。
ずっと離れて暮らしていたので、つい寂しくなり
いつでも帰ってきていいよ
と言っても
もし東京に行くことがあっても一人暮らしするから。母さんの世話にはならないよ
と言います。
恐らく、長男の自立は一般的か、少し早めなのかなとも感じます。
<ケース2>
次男は、自立がとても遅かったです。
私は次男をほったらかしで育ててしまいました。
いつも怒られていた兄を見て育った次男は、こそこそ私から上手く逃げて、そして要領よく育ちました。
言い訳にはなりますが、要領がいいとミスをしていても分かりづらく、また言い訳も上手いので、私はてっきり出来ていると思い込んでしまっていて、自由奔放に育ててしまいました。
気付けば
- 宿題は言われないとやらない
- 整理整頓が苦手
- 勉強が苦手
な子供に育ってしまいました。
焦った私はそこから全ての矛先を次男に向けたのですが、次男は既に小学校高学年。
小学生高学年と言えば、自我もしっかり芽生えています。
その為
- くちごたえする
- 適当に返事してその場をごまかす
という態度を取るようになり、中々改善せずに成績は落ちこぼれに。
何とか進んだ高校では、学年で一番落ちこぼれになってしまい、友人にも馬鹿にされて段々不登校に。
無事、高校卒業資格は取得できたものの、そこから立ち直るのに時間がかかり、少し引きこもり状態に。
自立どころか、この先どうやって生きていけばいいか分からない状態にまでなってしまいました。
自立させようと一人暮らしをさせてみたものの、働かないので家賃が払えず、結局しわよせが全て母である私の元へ。
何度も次男と話し合い、とりあえず一度実家で暮らしながら、借金を返しつつ、やっと一生懸命働くようになり、自ら私に生活費も入れてくれるようにもなりました。
しかし、ここまでくるのに、私と次男の衝突は数えきれず、またお互い言ってはいけない言葉で傷つけあい、お互いボロボロになりながらの試練の道のりでした。
<ケース3>
そして三男。
三男は、長男・次男と少し年が離れています。
私自身、子育ての成功、失敗も経験しました。
これらの経験から【良いこと・悪いこと】を全て取り入れて、子育てすることにしました。
まず三男には、幼少期の間に徹底的に厳しく育てる事にしました。
次男の失敗から、
- 子供が大きくなってから厳しくしても遅い
- 幼児教育が自立を決める
ということに気づきました。
その為、小学校に上がる前から
- してはいけないこと
- 言ってはいけないこと
- 感謝とは何か
- 何を大切にするべきか
- 他人との接し方
などを徹底的に叩き込み、そして今まで以上の愛情を降り注ぎました。
毎日毎日「大好きだよ!」と言い続けました!
もちろん長男の時と同じく、自分の事は自分でさせました。
早いうちに運動や勉強もさせておこうと考え、4歳からプログラミングを始めました。
更に進研ゼミの【こどもチャレンジ】を始めました。
問題は極力自分で考えて、自分で答えを出させるようにしました。
小学校に上がると、長い夏休みを私が仕事で休むことができないので、一緒に連れて行った仕事場で、暇そうだった三男に計算を教えました。
すると、小学1年生で2桁の計算の暗算まで出来るようになりました。
そうなると、進研ゼミのチャレンジの問題が「簡単すぎてつまらない」と言い出しました。
その為、進研ゼミの中でも難しい問題にチャレンジできる
考える力プラス
という講座に切り替えました。
※考える力プラスというオプション講座です。
進研ゼミの【考える力】は相当難しいです!!!かなり頭を使うので個人的にはおすすめ!料金も月々2500円ぐらいです♪
さて、8歳になった三男ですが。
正直まだまだこの先紆余曲折あると思いますので、こうだという断言は出来ませんが、
今の段階で既に長男よりも、考え方・行動共にしっかりしている
と断言できます。
たまたま先日、三男の学校担任との個人面談がありました。
先生曰く
「勉強もスポーツも万能で、まったく問題ありません。授業以外の所では、とても性格も穏やかで誰かと揉めたりすることもなく、みんなに優しいです。またしっかりしているので、みんなから頼りにされることも多いです。」
我ながら書いていて恥ずかしいですが、
- 愛情たっぷり子育て
- 勉強・運動共に幼児からちゃんと指導して
- その他全てにおいて子供と向き合う
を心掛けると、やっぱりこう育つのだということがはっきりした気がします。
自立が早い子供の特徴
- 子供のうちから夢や目標をしっかりと持っている
- 親に対して感謝の気持ちを持っている
- 自分で物事を考え、自分で答えを出すことができる
実はもうひとつ、自立を早める方法があります。
社会に出る準備、いわゆるビジネス感覚を身につけることです。
子供の自立にビジネス感覚が必要な理由
ビジネス感覚を養うということは
- コミュニケーション能力を上げる
- お金の動きを学ぶ
- お金の重要性を学ぶ
- 情報収集に積極的になる
- 物事の誕生、そして未来を読み解く力が身につく
- 自分で考え、自分で答えを出すことができる
これらのことが身についていきます。
この
- 自分で考え
- 自分で答えを出すことができる
を子供の内から身に着けておくと、実は自立に繋がります。
これらの考え方を論理的思考と言います。
論理的思考を身につけるのに、最も適しているのがプログラミングだと言われています。
子供は自分で夢を見つけることはできるけど、土台を作ってあげられるのは親しかいません。
子供の早期教育を望むなら、環境作りも大切です!
まとめ
三男の担任の先生から、このように教えて頂きました。
「親からの愛情に包まれて育った子供は、将来社会に出た時にどんな困難にあっても乗り越えられます」
幼児教育とは、勉強やスポーツだけでなく、メインは親の愛情なんです。
次男に対して、愛情が薄かったこと、対応が間違っていたこと、心から反省しています。
皆さんはそうならないように願います!
コメント