STEM教育とは、アメリカで行われている教育法の一つで、科学・技術・工学・数学を取り入れた教育方法の事。
この先の未来となるIT社会に向けて、子供達が自ら考え、発明し解明していけるようにアメリカが発足した教育です。
このSTEM教育は、発展途上国で実行されてきた教育法ですが、日本でも文部科学省が取り入れようとしています。
果たして、STEM教育とは?そしてその効果・おすすめ教材とは?
STEM教育を文部科学省が推奨!
STEM教育(ステム)とは、「Science, Technology, Engineering and Mathematics」の略で
- Science=科学
- Technology=技術
- Engineering=工学
- Mathematics=数学
を組み合わせた教育方法。
いわば理数系を育てましょうという教育です。
理数系をそんなに育ててどうするんだ、となりますが
理数系では
- 自分で考え
- 自分で発明し
- 自分で原因を考え
- 自分で解決する
という考えや行動が身につきます。
今までの日本の教育では
- 言われたとおりに暗記して
- 言われたとおりに学習
させていました。
もはやそれではこの先の未来はダメなんです。
従来ならば言われたとおりにしていれば、成績もそこそこ優秀で、そこそこ就職もできました。
しかし、近年のハイテク社会では大問題です。
自ら考えて生きていかないと、それこそ将来職がなくなる可能性も。
その為
- 自ら考えて
- 自ら行動できる
人間を育てるためにSTEM教育があるのです。
でも何故、文部科学省がSTEM教育を実施する事にしたのでしょうか。
そもそもSTEM教育を発足したアメリカでは2000年代に
ハイテク職種の適格者が不足している
という考えの元、立ち上げた教育です。
オバマ元大統領が就任してからSTEM教育が本格化されました。
科学技術に特化した人材を育成する事で、国の繁栄にも繋がるためですね。
年長から高校までの間、理数教育を施す事を目標にカリフォルニアでは、STEMに関するプログラムを試験的に実施。
- どのように取り組めば、生徒の成績が向上するか
- どんな取り組みが有効化
を常に探りながら、教育を進めています。
実は、幼稚園・小学校の段階で科学を学んだ子供は、高校進学後にSTEM教科で好成績を収める可能性が高いのだと言います。
なるほど!だから2020年に小学校からプログラミングの授業が始まるんだね!
フロリダ州では、STEM教育に特化した工科大学「フロリダ・ポリテクニック大学」を創設。
NASAでは、STEM教育を発展させるためのプログラム・カリキュラムを実施。
21世紀の宇宙探査を担う科学者・エンジニア・数学者の人材プールを拡充することが目標
メリーランド大学・シンシナティ大学でも、STEM教育を教える教員養成プログラムを開設。
STEM教育で学んだ生徒の中でも、優秀な生徒を更に強化し、アメリカでは
STEM分野の学位を取得する意思と能力を持った生徒に対して進学支援を行う
という事も行っています。
更に収入面では、STEM教育を受けて訓練した人は高収入になる傾向があるとアメリカでは発表されました。
また今後の雇用に関しても、STEM職種が安定しているともいわれています。
海外を見渡すとSTEM教育を導入した国は
- インド:2015年に6歳~18歳を対象に科学技術を学べるプロジェクトがスタート
- シンガポール:国営のSTEM教育施設
- 香港:2010年代中頃
- アフリカ:民間団体がSTEM教育活動とアウトリーチ活動に従事
- オーストラリア:2009年にシドニーの高校生を対象として発展学習プログラムを設立。成功を収める
その他
- カナダ
- トルコ
- カタール
等では、様々な工夫を凝らしてSTEM教育を実施。
これらからも分かるように、圧倒的に日本は遅れています。
どの発展国も、ほぼ2010年代にはSTEM教育を取り入れており、成功を収めています。
やっと日本も本腰を入れたという所でしょうか。
文部科学省は、2016年4月に
小学校でのプログラミング授業の必修化を検討
と発表してから、実際に稼働するのは4年後の2020年。
素晴らしく遅いんですよね、日本って。。。
小学校でプログラミング授業が始まる理由を詳しく記載しています↓
日本は
IT社会になったのにも関わらず、ITを使いこなせる人材が圧倒的に不足している
という現状があります。
ITが進化したと共に、セキュリティー対策も以前にも増して重要となりました。
セキュリティー面でのプログラマーも圧倒的に足りていません。
その為、国はセキュリティー対策のプロを育成するための期間も立ち上げました。
文部科学省では、理数系に限らず、文系でも優秀な人材はどんどん取り入れていくと発表しています。
但し、高校の段階で優秀な人材、に限るので、小学校で落ちこぼれているとひたすら勉強しないとまずい…。
STEM教育を施さなければ、日本は生き残れないのかもしれません。
STEM教育のおすすめ教材
STEM教育の科学・技術・工学・数学を全て取り入れた教育方法が、プログラミングです。
プログラミングは、子供の知能教育にも良いと言われており、
歴代のIT成功者スティーブジョブズやフェイスブックのマークザッカーバーグも
プログラミングは絶対するべき!
と言っています。
でも!
今プログラミング教材って山のようにありますよね。。。
何を選んだらいいか正直分かりません。
なので、うちの息子を見てきた中でおすすめだったものを紹介します!
アメリカで大人気のSTEAM教材はこちら↓↓
0~3歳向け
まず0~3歳ぐらいまでなら、やっぱりレゴ。
最近ではレゴ以外のブロックおもちゃなどもありますが、レゴは指先を使うので右脳を使い、手先も器用になります。
何を作ろうかな~と親子で一緒に楽しめるのと、そのうち自分で勝手に何かを作るようになるので
まさにレゴは自分で考える力がつく最強のおもちゃだと思います!
創造力が豊かになるので、レゴほど優秀なおもちゃはない!!!
レゴは分解して、何回でも使えるので経済的にもお得。
小さい赤ちゃんだと、レゴを口に入れてしまう可能性が大きいですが、ちゃんと見ていてあげると大丈夫です。
意外と「あれ?口に入れると痛いな」と赤ちゃん自身が感じて、食べなくなると思います^^
ただ稀に食べ続ける子供もいますが(笑
それ、うちの子供だよね…
子供が小さい内に手先を器用にしておくと、その後の子供の成長にも繋がります。
4歳~向け
レゴにはまってたら、一気に細かいレゴにレッツ交換♪
↑これ、入れ物自体がプラスチックなので、ここに全部レゴをしまえるので便利です!
もし男の子だったら、タイヤとか欲しくなるので(うちがそうでした汗)
これを追加すればいいと思います。
4歳からは、とにかく細かい作業はさせておいた方がいいです。
近くに教室があるのなら、思い切ってスクールに通うのもいいかも!
うちは4歳からプログラミングスクールに通いだしましたよ^^
幼児から通えるプログラミング教室はここだよ!
但し、リタリコワンダーは全国にありません。
主に関東地域(東京・神奈川)になるので、それ以外の地域だとヒューマンがいいかも!
ヒューマン・アカデミーだと全国に教室がある為、どこに住んでいても通いやすいのが特徴。
ヒューマンは、独自のロボットを使っているので面白いですよね!
この特別ロボットを使用する事で、かなり人気のようですよ^^
こちらも5歳~となっていますが、年中さんからなら大丈夫かも。
一度問い合わせて、無料体験行ってみて下さいね!
6歳~向け
- パズル
- ロボット
- プログラミング
が学習できる小学低学年向けのスクールがいいかな!
実はパズルが子供の思考を広げるのに、非常によい知育玩具と言われています。
こちらも教室数が全国に約500教室があるので、通いやすいのが特徴。
年長から通えます。
8歳~向け
アメーバブログを創設したサイバーエージェントが運営している、子供用プログラミング教室が私の一押しです!
サイバーエージェントは、大人用のプログラミングスクールもあり、かなり好評。
但し、教室が
- 東京
- 大阪
- 沖縄
の5校しかありません。
ですが、生徒数は全国約700人います。
多いっ!!!
10歳~おすすめスクールまとめ
小学生におすすめの通う型プログラミングスクール3選!
オンラインプログラミングスクールおすすめはここ!
教室選びに困ったらまとめて検索できるサイトで口コミチェック!
近年プログラミングスクールが一気に増えた事で、教室の口コミを集めたサイトがあります。
- コエテコ
- コドモブースター
この2つのサイトでは、全国全ての教室が載っていない場合もありますが、かなり詳しく口コミが記載されているので、おすすめ。
自宅近くの教室も検索できますよ^^
まとめ
教育は、親が導いてあげないと子供は何もできません。
ある程度大きくなるまでは、親子で一緒にSTEM教育頑張りましょう♪
取り組み方は、個人で好きなものを選ぶといいですよ^^
コメント