4歳からプログラミング教室に通い、今年で6年目に入りました。
ここまでの記録を1年ごとにまとめました。
- 子供にプログラミング教室通わせたい
- プログラミングには興味があるけど、スクールってどんな所だろう?
- プログラミング、やっぱり習わなきゃダメ?
と思うママさんやパパさんの参考になればいいなと思い、観察日記として執筆しています。
個人の成長記録から
- 一生懸命取り組むことができたのか
- 技術的成長はあったのか
- プレゼンは成長したのか
など紹介しています。
プログラミングを5年間学んだ息子の観察記録まとめ
年中の学年、4歳でプログラミング教室に通い始めました。
きっかけは、保育園でもらってきたチラシです。
元々、
10年後に人間の仕事が半分AIに奪われる
という報道を耳にしてから、気になっていたプログラミング教室。
とは言え、2016年前後は子供向けプログラミング教室なんてほぼ皆無でしたから、習わせること自体諦めていた私。
それがある日、保育園からもらってきたチラシに
4歳から学べるプログラミング教室
という文面を発見。
調べてみると、家から電車で約30分で行ける距離。
という訳で早速体験に行ったのが、年中さんになってすぐの4月、まだ4歳の時でした。
体験に行くといっても、私の中では入塾する気満々でいました。
当時、選べるほどプログラミング教室もなかったですし、
- レゴプログラミングとか
- ゲームプログラミングとか
そもそもそれらは何をするか、私にはチンプンカンプンだったので、プログラミングを学ぶ方法は正直なんでも良かったからです。
それでも実際に行ってみると
これは、幼児でも楽しく学べる!!!
ということが分かりました。
プログラミングを学ぶ手法が、息子の大好きなレゴだったので、初めから入塾する気ではいたものの、改めて
絶対にここに入塾しよう!
と認識しました。
もちろん息子も大賛成でした。
そんなこんなで入塾したプログラミング教室でしたが、今で6年目になりました。
1年ごとに観察日記として、息子の成長記録をまとめました。
プログラミング1年目
最初の一年は年中さんだったこともあり、完全にお遊び感覚で教室に通っていました。
息子が習ったプログラミングは、レゴプログラミングです。
ロボットプログラミングは、各会社により使うパーツが違うものの、組み合わせて動かすという点で同じ概念です。
学び方は、カリキュラムが一枚一枚大きな絵になっているので、文字が読めない息子でもなんなく進めることができました。
レゴをカリキュラム通りに組み立て、真ん中にモーターを組み込んでケーブルでパソコンとつなぎます。
レゴの組み立てが完成したら、今度はパソコンで作業します。
- 前に進む
- 右に曲がる
などの設定をして、スタートボタンのようなものを押すと自分の作ったレゴが、自分が指示した通りに動く、という仕組みです。
息子はとにかく楽しかったようで、毎週通いました。
パソコンの使い方はマウスのみなんですが、マウスすら触ったことがなかった息子でも一人で出来るようになりました。
ロボットを動かす基礎みたいな思考も、しっかりと身につきました。
うちは電車通学だったのですが、息子はそれも楽しかったようで、毎週毎週お出かけしてレゴで遊んで帰ってくるという感覚だったと思います。
親としての負担は、送迎でした。
特に帰りの電車。
私たち親子が使う電車が結構混んでいるため、帰りの電車で座れることがほぼなく、いつも電車で抱っこしていました。
これが辛かったです(笑)
後は、年中だった年齢もあるとは思うのですが、先生に甘えすぎていたかな?と思うこともありました。
レゴプログラミングは、基本的に床の上で作業します。
先生との距離も近く、息子は先生に足を絡めたり抱きついたり、もはや保育園でした(笑)
とはいえ、プログラミングの技術の成長という面では
だったので、1年経つ頃には完全に習得できていました。
一番成長できたのは、おそらくプログラミング的思考だと思います。
ただ、途中辞めたいと言ったこともありました。
レゴよりもゲームが作りたくなったようです(笑)
そしてプログラミング2年目は、レゴプログラミングではなく、ゲームプログラミングでのスタートとなりました。
プログラミング2年目
プログラミング2年目はレゴではなく、ゲームプログラミングからのスタートです。
通っていたプログラミング教室では、
- レゴプログラミング
- ゲームプログラミング
を同じ部屋で行なっていたため、ゲームを作っているお兄ちゃん達が輝いて見えた息子は、2年目はゲームプログラミングをしたいと言い出し、移行しました。
当時、年長さんでゲームプログラミングができる教室はありませんでした。
今は結構ありますよ!
レゴプログラミングでプログラミング的思考が身に付いてるとのことで、年長さんからのゲームプログラミングを認めてもらえることになりました。
ゲームプログラミングもレベルがあり、息子に合わせた簡単なものからのスタートです。
ゲームプログラミングで使うツールは、スクラッチ。
文字のアイコンを並べてつなげ、画面上のキャラクター猫ちゃんを、自分が設定したプログラミングで動かす。
これもカリキュラムを見ながら一つずつこなせました。
何より、やっていてとっても楽しかったみたいです。
成長といえば
- ゲームプログラミングの基礎の基礎が身についた?
- キーボードが打てるようになった
かなと思います。
ゲームプログラミングでは、レゴプログラミングでは一切使わなかったキーボードも使っていました。
タイピングはまだできませんし、アルファベットの文字がどこに位置しているのかもまだ理解はしていませんでしたが、キーボードに触れるということでパソコンを使っているという感覚が大きくなったような気がします。
そもそも英語も読めなれば、なんならひらがなも怪しかった(笑)
プログラミング3年目は、とってもメンタルが不安定な時でした。
プログラミング3年目
プログラミング3年目は、ゲームプログラミング2年目の年でもあります。
見ていると、なんとなくモチベーションが下がっている感じがしました。
やる気も落ちてきて、これといった作品も作れなくなってきました。
そんな時に、ある新しい先生がバイトで入ってきました。
この先生との出会いが、息子のプログラミング意欲をガラリと変えてしまいます。
長く同じプログラミング教室に通っていたこともあり、先生達にはわがままを言い出していた息子。
- 今日はやりたくない
- 今日は作りたくない
そんなことをレッスンの初めに言うようになりました。
そのスクールでは、そのような子供の意思を尊重するスクールでした。
やりたくないなら自分のやりたいことをやろう。そこからレッスンを頑張ってみよう!
という方針だったので、息子のやりたくない発言が尊重されていました。
そのため、最初の30分間ゲームをしていたことも。
でも新しく入ってきた先生は、息子のやりたくない発言を認めつつ
- なぜやりたくないのか
- どういうゲームを作りたいのか
など、質問形式で向き合ってくれたのです。
なかなか答えない息子に対しても、忍耐強く話を聞いてくれたその先生。
ボソボソ話す息子の意見を聞いた上で
「一緒にやってみよう!」
と声をかけてくださり、一気にやる気になった息子。
その後一度も
「今日はやりたくない」
と言わなくなりました。
それどころか、その先生と一緒にやるのが楽しくて、分からないことは積極的にその先生に聞けるようになり、作った作品をその先生に見てもらいたくて頑張っていました。
プログラミング3年目の最初の半年は何も進歩がなかった、と親ながらには思っています。
ですが、後半の半年はその先生のおかげで急激に成長しました。
ゲームプログラミングは、座標を使ってキャラクターを動かす時に角度を変えるのですが、小学1年生の息子に角度なんて一切わかりませんでした。
それでも、その先生が体を使って教えてくれたので、一気に理解が深まりました。
私はちょうどその教え方を見ていたのですが、とっても分かりやすく、
「この先生、教え方が本当に上手くてすごい!!!」
と感心したものです。
座標なんてチンプンカンプンの私でも、一発で理解できました!
その先生は、スクールでは使わない無料学習アプリもたくさん教えてくれました。
もちろん、プログラミング的思考を鍛えるためです。
プログラミング3年目は、ゲームプログラミングの基礎まで追いついたかなという感じです。
何よりやる気が目覚しく成長しました。
プログラミング3年目に出会った先生との出会いや指導について、こちらで詳しくしています↓↓
プログラミング4年目
プログラミング4年目は、小学2年生になりました。
この頃から、息子の大好きな先生が徐々に来なくなってしまいました。
インターンとしてIT企業に働きに行くようになったとのこと。
すると、びっくりするぐらい息子のやる気意欲が失せました。
そして嘘みたいに、ゲームプログラミング技術が後退しました。
後退することってないと思うのですが、やる気がないので適当な作品しか作らなくなった、という感じです。
先生次第でやる気が変わるということは去年の時点で分かっていたので、その先生が来なくなったら、プログラミング教室をやめようと決めていた私は、他のプログラミング教室を探すことにしました。
他の先生もとても良い先生達ばかりだったのですが、指導という面に関してはうちは相性が合わなかったという感じです。
そし約3年半通ったプログラミング教室を辞めて、アプリ開発のできるスクールに入塾しました。
教室が変わってからすぐは、尋常ではない人見知りを発揮し、先生とは一切目を合わせないという方針で息子は授業に挑んでいました。
しかし、どの先生も明るく元気に接してくれる環境に徐々に慣れていき、以前通っていたプログラミング教室より楽しく通えるようになりました。
カリキュラムも確実に成長していくシステムになっていたので、同じ作品をぐるぐる作り続けるということもなく、飽きずに楽しく学べるようになりました。
プログラミング4年目は、
- やる気の消滅と復活
- 教室によってカリキュラムも先生の指導方法も全然違う
ということを身をもって感じました。
技術的成長に関しては、新しく入ったスクールのカリキュラムが成長型なので、成長しているはずです!^^
ちなみに大好きだった尊敬する先生は、結局最後には会えませんでした(>_<)
いつか会えるといいな^^
プログラミング5年目
プログラミング5年目は、コロナでスクールが休講してしまいました。
休講の間は、スクールが開発したツール【QUREO】でのミニコンテストが開催されました。
それをひたすら家で取り組みました。
多分、息子のプログラミング人生の中でも、1日の取り組み時間が最も長かった時期です。
そうして、コンテストが終わったころには、パソコン仕事を生業とする人達と同じ
- 肩こり
- 頭痛
症候群へと発展しました。
これはさすがに病院の先生に注意されましたね…
取り組む姿勢に問題があったようです…。
今は完全に完治しています!
そんなこんなで、次はスクールのオンライン授業が始まりました。
人生初のオンライン授業では、
ZOOMが固まる
という問題が発生。
更に
- 先生が見ていない間はやりたい放題
- オンラインでは何故か質問ができない
という息子。
先生が画面の前にいないと
「オレンジジュース飲みたい」
など言い出す息子。
また、今まで知らなかった
- 先生への態度
- 口の利き方
などが丸見えになり、ある時先生が画面から消えた途端、レッスン中でしたが私が息子にぶち切れました…
そして、気づけば先生が画面の前にいた、ということもありました (笑)
うちはオンラインレッスンがどれだけ向いていない家庭なのか、よく分かりました.。。
教室が再開したのは、確か夏前だったと思います。
息子はルンルンで教室に通いました。
直接先生に会うと、聞きたいことが何でも聞けるとのこと。
オンラインレッスンでは2人きりなので、質問しやすいとは思うのですが(笑)
そうして中身の濃いカリキュラムで学び続け、年末にはとうとうアプリ開発へ突入!
といっても、最初からアプリ開発を選んでいた訳でもなく
- unity
- アプリ開発
どちらのコースも体験してみました。
unityも楽しかったようですが、ほぼゲームをしたことがない息子は、オリジナル開発でつまづきそうだなということで、アプリ開発を選択。
と思ったら、2021年になった途端、またまた非常事態宣言が発令し、再度オンライン授業に逆戻り。
そして春に大変だった、あのZOOM固まる事件が、再度襲ってきたのです。
もうオンライン嫌だーーーー
そうこうしながら、何とかレッスンを受けることができるようになり、ズームが固まるのは永久に謎となってしまいました(笑)
集中力に関しては、アプリ開発が初めてだったこともあり、かなり真剣に取り組めていました。
その後、
- オンラインレッスン
- 通塾
か選べるようになりましたが、息子はどうしても教室に通いたいと言います。
教室に行くまでの時間や交通費を考えると、親としてはオンラインの方がありがたいけど…
質問がしづらい、といつまでたっても奥手な息子。
いつになったらこれを克服できるのか。
プログラミングよりも気になる行方です。
プログラミング5年目は、多分かなり成長している!!!はずです(笑)
5年目の活動としては
- QUREOコンテストに挑んだ
- 最後まで一人でカリキュラムをクリアした
- テックキッズコンテストに応募(2次審査で敗退)
- アプリ開発に進む
でした。
うん、絶対成長しているはず!^^
プログラミング6年目に入りました。
気づけば、プログラミング6年目に入りました。
先生に足を絡めて甘えながらレゴプログラミングをしていた時代が、懐かしく感じます(笑)
今息子はカリキュラム通りに、アプリ開発学習を着々と進めているとのことです。
コロナが流行りだしてから、教室には親が一切入れないので、正直どんなことをしているのか分かりません。
その点、オンラインだと全て見えていたので、良かったな(笑)
ここからは私の本音ですが、
大人の場合だと、プログラミング学習1年とかで企業に就職して、その後実力を伸ばして成長していきますよね。
息子はプログラミングを習い始めて、すでに6年目。
やっとアプリ開発学習に入り、まだまだひよっこです。
これって大人の世界だと、そこそこベテラン筋に入っていてもおかしくないのでは?
なんて思ったりもしちゃうんですよね。
正直、プログラミング教室の月謝は安くありません。
交通費もかかります。
送迎も必要です。
子供が長く続けて頑張る裏には、親の忍耐も必要だなと感じます。
一度息子がもう一つの習い事に集中したいから、プログラミングを辞めたいといったことがあります。
すぐに退会手続きをしましたが、いざ辞めるという最後の日
「やっぱり辞めたくない」
と、結局ずるずる6年目に入りました。
そして今が一番楽しいんだそうです。
楽しいと思ってもらえるまで、長かった(笑)
今年は、初めてアプリ開発でテックキッズコンテストに応募する予定です。
他にもコンテストがあったらどんどん参加して、新しいものを生み出せるようになったらいいなと思っています。
今後どうなるか分かりませんが、とにかくプログラミングを今まで以上に楽しい♪と思ってもらえたらいいなと思います^^
まとめ
この前テックキッズスクールで募集していたコンテストでは、応募する条件の一つに
英語でプレゼンできる人
とありました。
うちはスポーツの習い事に加えて、一応通信教育は受講しているのですが、英語だけは習っていません。
これでは、どんなに頑張って作品を作っても応募できませんので、今後の為に英語を習うことにしました。
他にも習い事があるので、ますます時間に追われそうですが、息子本人もやりたいとのことで、やれるだけ進めます。
今の子供って忙しい!
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